NTTドコモとテキサス・インスツルメンツ(TI)は、W-CDMAとGSM/GPRSに対応したデュアルLSIの開発を共同で行うと発表した。これに伴いNTTドコモは、TIに対して2年間で約55億円の投資を行う。 今回の共同開発では、NTTドコモが持つW-CDMAの技術、TIが持つLSI製造技術、アプリケーションプロセッサ技術、GSM/GPRS技術を融合。低コスト、高機能化、低消費電力化が図られたワンチップLSIを開発し、FOMAの端末に採用する計画だ。 なおNTTドコモは、すでにルネサンステクノロジともW-CDMAとGSM/GPRSのデュアルLSIの開発を進めることを発表している。