同白書によると、自宅のインターネット環境は、2003年はナローバンドの世帯が60.7%、ブロードバンドは39.3%だったのに対し、2004年はナローバンドが51.9%でブロードバンドは48.1%になり、ほぼ半々の結果になった。さらに自宅からの利用者数を比較すると、ナローバンドは2,124万人、ブロードバンドは2,215万人になり、初めて逆転した。
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(左)ナローバンドとブロードバンドの世帯比率 |
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中島氏 |
同時に、日本のインターネット人口についても発表された。これによると、前年比639.1万人増の6,284.4万人になり、この伸びは「前年比11.3%増で順調だが、徐々に鈍化している」(中島氏)としている。
これらの数字は、約4万サンプルの電話調査から得られた結果。全国主要26都市およびその近郊を対象に2004年2月に実施されたもの。なお、アクセスメディアの協力のもと実施されている。
この、「インターネット白書2004」は、7月1日から定価6,800円(税別)で全国の書店で販売される。