V601Tでは、高速処理や3Dポリゴンチップの搭載により「256K アプリ Ver.2」に対応。さらに、Vアプリが対応していれば、テレビに接続してゲームが楽しめる。ビジネスシヨウでは、アーケードゲーム機の筐体にV601Tが接続されており、筐体のボタンとジョイスティックでプレイできるようになっていた。実際にプレイしてみると、携帯電話の画面を大きなテレビ画面に拡大しても、鮮明に見える上に、アーケードゲームのボタンやジョイスティックで操作性をしてもタイムラグなどは感じられない。携帯電話のグラフィック性能の向上と、高速処理によるレスポンス時間の短縮により、テレビ出力が実現できたと言っていいだろう。
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(左)電車でGO!(右)ぷよぷよ。画面の右下に見える携帯電話がアーケードゲームの筐体に接続されている(クリックして拡大) |
さらに、「ケータイカラオケV-kara」も搭載されている。これは、V601Tとテレビを接続してカラオケを楽しむという機能。ダウンロードした音楽が再生されると同時に、テレビには歌詞が表示される。また携帯電話がマイクになっており、歌声がテレビから出力されるといった具合だ。
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大塚愛の「さくらんぼ」でデモンストレーションが行われていた。エコーもかかるため、カラオケボックスに行ったかのような雰囲気になる |