2003年におえけるインターネット広告費が1,000億円を突破した。電通が発表した「2003年(平成15年)日本の広告費」によるものだ。 これによると、2003年の総広告費は5兆6,841億円で前年比99.7%になった。媒体別に見ると、テレビ広告は前年比100.7%になったほかは、ほとんどが前年をわずかに割っている。 しかし、インターネット広告費に関しては前年の845億円から大きく伸び1,183億円(前年比140%)になった。なおこの数字には、モバイル広告の100億円も含まれる。また、広告費全体に占める割合も前年の1.5%から2.1%に伸ばした。 これについて同社では「ブロードバンド化の普及に合わせてインターネットの一般化が進んだ結果、ナショナルクライアントが統合メディア展開の一環としてインターネット広告を位置づけるようになった」としている。