一人の生活者としても仕事でも、メディアやコンテンツ流通の可能性について語る際に、たいていの場合、慎重で保守的な考え方を口にしている。 「Let TV be TV.」という今回のコラムの副題にあるとおり、テレビは今のままで十分だ。また、インターネットなどのメディアをテレビに見せかけることも著者は否定的である。 メディアプロジェクトのねらい目は、技術の進歩がコスト構造を変え、今までビジネスとして成立しなかった新しい市場を開拓する可能性にある。その場合でも、成功のカギを握っているのは常に「人」であり機械ではない。(本文を読む)