NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は12月15日より、個人向けソリューションとして提供中の「cocoa」サービスの機能を追加する。 今回追加されるのは、cocoaを通じて電子マネー・電子チケットが利用できる「電子チケットカード・プラス」、携帯電話の動画をcocoaに保存できる「ムービー」、パソコン立ち上げと同時にcocoaを利用することのできる「デスクトップcocoa」、1IDで同社の各種サービスにログインできる「マスターID」の4機能。 このうち電子チケットカード・プラスは、ぴあデジタルコミュニケーションズがcocoaのスケジュールに配信しているイベント情報から、NTTコムの電子マネーサービス「セーフティパス」を利用してチケットを購入できるサービス。 またムービー機能で保存できるのは、FOMA/auの3gp・amcフォーマットで撮影された動画で、現在のところボーダフォンには対応していない。 さらにマスターID機能については、ID・パスワードをユーザが任意に設定可能で、当初はcocoaとWebBilling/WebAccess(請求情報公開サービス)のみに対応し、来春以降OCNなど同社の他サービスにも拡大される予定。 なお利用料は電子チケットカード・プラスのみ月額50円で、他の3つは無料となっている。