フュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)は、7月2日より法人向けにアクセスラインに広域イーサを用いたIP電話サービス「直収IP固定電話サービス」を開始する。 直収IP固定電話サービスは、これまでデジタル専用線で提供していた「直収ISDN固定電話サービス」のアクセスラインを広域イーサネットに置き換えたサービス。メニューは2種類あり、1つ目の「基本プラン」は、PSTNへの発信と着信ができ番号ポータビリティも実現されるサービス。同時通話が可能なセッション数に応じた料金体系になっている。一方、「FUSION IP-Phone」との通話を前提にした着信専用型の「着信専用プラン」も提供される。 料金は、基本プランは1番号あたり月額100円、着信専用プランは月額200円になっている。また、基本プランにおける通話料金は国内のPSTNへの発信は一律で3分/8円、携帯電話は一律1分/20円などになっている。ほか、アクセスラインの利用料金が必要。 なお、今のところ対応しているアクセスラインはケーブル・アンド・ワイヤレスIDCが提供する「CAN高速イーサネットサービス」のみになるが、今後、対象を拡大していくとしている。