IP電話によるコスト削減といえば、同じIP電話網のユーザ同士は無料になるとか、PSTNへの発信が全国一律料金になるなどのコスト効果が大きいと考えがちだろう。こちらに関してもある程度効果があるものの、同社の話によるとアクセスラインIP化することによるコスト削減の方が大きく影響するようだ。
同社は、10年前から企業向けに電話とデータ通信の統合サービスを提供しており、ここではアクセスラインにフレームリレーなどの専用線を利用していたという。しかし、3年程度前からアクセスラインをADSLや光ファイバに置き換えるなど、IP化が進んでいるとのとだ。同社によるとこのアクセスラインコストのIPへの切り替えることが全体のコスト削減に大きく貢献しているという。
導入事例として某総合電機メーカーを挙げ、拠点間通話とデータ通信用に利用していた専用線をBフレッツ経由のOCN接続とVPNに変更することで、これまで月3,000万円かかっていた通信費用が月1,500万円にまで圧縮されたと説明した。
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説明に立った同社のIPインテグレーション事業部の安山信基氏 |