シティウェーブおおさか(大阪府)は、IP電話サービス「CWOケーブルフォン」を8月1日から開始すると発表した。 サービス開始に先立ち、同社では7月末までモニタ試験を実施する。モニタは、加入者同士の相互通話はもちろんのこと、初期費用、TAレンタル料、一般公衆電話(PSTN)への発信も無料となる。モニタ対象となるのは、「JOYプレミアム」「JOYレギュラー」「ZAQプレミアム」の利用者。「JOYライト」「ZAQレギュラー」、固定IPサービス利用者は残念ながら対象外だ。 同社では、無料モニタを100名募集、本日30日から6月3日17時までの5日間、応募を受け付ける。当選者には、5日までにメールが届くということだ。 なお、8月から開始される商用サービスでは、機器交換費や初期登録料など初期費用が6,000円もかかる。モニタからそのまま継続して利用すると、それらの費用を負担しなくても移行できるのは魅了的だろう。 現状では、加入者間への発着とPSTNへの発信のみで、携帯電話・PHSや国際電話はできない。また、提携CATV局や他のISPユーザへの相互接続もまだである。将来的には、近畿CATVネットワーク18社、首都圏や中部のCATV局、NTTコミュニケーションズやKDDIのIP電話網と相互接続し、無料通話のできる範囲を拡大する予定で調整中とのこだ。■CWOケーブルフォン 初期登録料:1,000円 機器交換費:5,000円 月額基本料:380円 機器(TA)レンタル料:300円 通話料: 加入者間:無料 提携CATV局・ISP:無料 国内一般電話:7.9円/3分