DreamNetは、7月1日付けでインターネット接続についてOCNに事業を譲渡する。なお、OCNを運営するNTTコミュニケーションズは1月23日にDreamNetを運営するドリームネットの株をすべて取得している。 今回の事業譲渡は接続サービスのみで、メールやWebスペースなどは引き続きDreamNetのサービスを利用するという。また、ブロードバンドルータなどの接続設定の変更も必要ないためDreamNetのユーザはこれまで通り利用できるとのことだ。 これによりOCNは、DreamNet30万人の会員が加わることにより合計380万人のユーザを抱えるISPになる(3月末現在の数字)。 NTTグループのISPは2002年に発表された3か年計画により統合が進められている。これまでに、InfoSphereの個人向けサービスがOCNに統合されている。NTTグループが出資するISPとして、ぷらら、BROBA、WAKWAKなどがあるが、これらのISPについても順次、統合していくものとみられる。