トレンドマイクロは、Linuxサーバ用のアンチウイルス製品「ServerProtect for Linux 1.2」を7月下旬より発売する。最新版では、あらたにRed Hat社のRed Hat Enterprise Linux Advanced Server 2.1にも対応する。 今回のバージョンアップでは、従来のWebによる管理コンソールのほか、コマンドラインベースの管理も可能。Web管理については、Internet Explorerに加えてMozillaにも対応したことで、管理用のWindowsマシンを用意する必要がなくなった。 また、パターンファイルのアップデートに利用するサーバを複数登録することが可能になったことで、ひとつのサーバが混雑してつながらないような場合にも影響を受けにくい運用ができるようになった。 ServerProtect for Linux 1.2の対応ディストリビューションは、 ・Red Hat Linux 8.0(Kernel 2.4.18-27.8.0) ・Red Hat Linux 9(Kernel 2.4.20-9) ・Red Hat Linux Enterprise Linux Advanced Server 2.1(Kernel 2.4.9-e.16)の3つ。 価格は155,400円(パッケージ版1サーバ)から。このほかライセンス形態での販売もあり、こちらはクライアント台数に応じての課金(1クライアント当たり5,180円〜)となる(20クライアント以上)。