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無線ルータ「MN8500-CB」(左)とコンボカード「MN-WLC 54a/11b combo」(右) |
このうちコンボカードは、同社とTDKとの共同開発製品で、.11bと.11aの両方に対応する無線LANカード。CardBus対応で、セキュリティとして64bit/128bit/152bitのWEPを利用できる。
また無線ルータは松下電器産業との共同開発製品で、内蔵カードスロットに別途無線LANカードを装着することで無線LANアクセスポイントとして利用できる無線機能を備える。カードスロットに装着できるのは上記コンボカードまたは同社製「MN SS-LAN CARD 11 HQ-R」の2種類で、.11bモードによる最大11Mbpsの通信に加えコンボカード装着時のみ.11aモードで最大54Mbpsの通信を行うことができる。またコンボカード同様、64bit/128bit/152bitのWEPに対応する。なおコンボカード利用時でも.11b/.11aを同時利用することはできず、設定ユーティリティによりどちらか一方のモードを選択することになる。
一方有線LAN機能については、WAN側×1・LAN側×4とも10BASE-T/100BASE-TX対応の4ポートスイッチングハブ機能搭載で、有線利用時のスループットは最大80Mbps(FTP)/67Mbps(PPPoE)。セキュリティ機能としては静的パケットフィルタリング機能、ステートフルパケットインスペクション機能、不正アクセス検知機能、VPNパススルー機能、DMZ機能を備える。このほかPPPoEunnumbered接続、セッションキープアライブ、UPnPの各機能にも対応する。
発売は3月15日で、価格は無線ルータが24,800円、コンボカードが19,800円、無線ルータ+コンボカード1枚のセットが37,800円、無線ルータ+コンボカード2枚のセットが49,800円となっている。