Klez以下、2位にVBS_REDLOF.A(レッドロフ)の216件、WORM_OPASERV(オパサーブ)の141件と続く。今月のランキングでは、5位と6位にJavaScriptのウイルスが2つ並んでいる。どちらもIEのセキュリティホールを突いて発病するもので、WindowsUpdateなどでパッチを当てていれば感染しないはずのウイルスだ。古いセキュリティホールを狙う新しいウイルスが出てくるということは、それだけ古いセキュリティホールも攻撃に使えるとウイルスライターが考えているということ。セキュリティホールには「ほとぼりが冷める」というったことはないようだ。
■ウイルス被害報告ランキング(2003年2月:日本国内)
順位 | ウイルス名 | 被害件数 | 先月の順位と件数 |
1位→ | WORM_KLEZ | 442件 | (1位・656件) |
2位↑ | VBS_REDLOF.A | 216件 | (3位・237件) |
3位↓ | WORM_OPASERV | 141件 | (2位・248件) |
4位→ | WORM_BUGBEAR.A | 113件 | (4位・203件) |
5位↑ | JS_FORTNIGHT.C | 53件 | (新規) |
6位↓ | JS_EXCEPTION.GEN | 46件 | (5位・76件) |
7位↓ | PE_DUPATOR.1503 | 32件 | (6位・48件) |
8位↑ | MTX | 28件 | (圏外・32件) |
9位↓ | WORM_BADTRANS.B | 27件 | (7位・42件) |
10位→ | PE_FUNLOVE.4099 | 23件 | (10位・28件) |