トレンドマイクロは、企業や学校、xSP向けのWebセキュリティ製品として、キャッシュサーバと連動するためのプロトコル「ICAP」に対応したアンチウイルスソフト「InterScan WebProtect 1.5 for ICAP」と、Webフィルタリングソフト「InterScan WebManager 2.1 for ICAP」を3月20日に発売すると発表した。
InterScan WebProtect 1.5 for ICAP(以下、ISWP 1.5)は、ICAP1.0対応のキャッシュサーバと連動するアンチウイルスソフト。クライアントのWebブラウザが受信する前に不正なJavaScriptなどを除去できるため、セキュリティホールがあるブラウザからでも安全にアクセスできる。なお、ISWP 1.5はトレンドマイクロの新しい管理ソフトウェア「Trend Micro Control Manager 2.5」に対応しており、アウトブレークプリベンションポリシーによって、ウイルス感染サイトへのアクセスを禁止したり、疑わしいサイトやファイル、スクリプトをブロックできる。
また、InterScan WebManager 2.1 for ICAP(以下、ISWM 2.1)は、URLフィルタリングをおこなうソフトで、プロキシとして動作する。管理されたURLのブラックリストをもとに、不適当なホームページへのアクセスを禁止することができる。今回のバージョンアップではICAPに対応、パフォーマンスが向上しているという。