インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月1日より、特定カテゴリに該当するWebサイトへのアクセスを遮断する、企業向け「IIJ URLフィルタリングサービス」の提供を開始すると発表した。 新サービスは、IIJのネットワーク・オペレーション・センターに置かれたプロキシサーバ上にてアクセスのスキャニングを行うもので、「出会い」「違法行為」など28のカテゴリの中からユーザがあらかじめ指定したものに分類されるWebサイトへのアクセスが行われた場合、これを遮断するというもの。遮断機能そのもののほか、遮断されたアクセスや許可されたアクセスに関する個々のアクセスログも提供する機能も備える。なおスキャンエンジンには、トレンドマイクロの「InterScan WebManager」を利用する。 月額利用料金は、基本料金40,000円のほかユーザ数に応じて10,000円〜(1〜50ユーザの場合)となっており、導入時には初期費用として別途30,000円が必要となる。 フィルタリング設定が可能なカテゴリは以下のとおり。 違法行為、薬物、反社会的、アダルト、 ハッカー、出会い、金融、ギャンブル、ゲーム、 ショッピング、プロキシ・キャッシュ、 ウェブチャット、掲示板、 ソフトウェアダウンロード、ウェブメール、 メールマガジン、職探し、アブノーマル、懸賞、 成人嗜好、カルト、ライフスタイル、スポーツ、 旅行、一般娯楽、宗教、政治・政党、話題