■月間ウイルス被害報告ランキング(2002年12月:国内)
順位 | ウイルス名 | 被害件数 | 先月の順位と件数 |
1位→ | WORM_KLEZ | 642件 | (1位・849件) |
2位↑ | WORM_BUGBEAR.A | 358件 | (3位・535件) |
3位↓ | WORM_OPASERV | 285件 | (2位・544件) |
4位→ | VBS_REDLOF.A | 270件 | (4位・233件) |
5位↑ | JS_EXCEPTION.GEN | 66件 | (7位・97件) |
6位↓ | TROJ_JAPSX.A | 63件 | (5位・132件) |
7位↑ | NIMDA | 56件 | (圏外) |
8位↓ | PE_FUNLOVE.4099 | 44件 | (6位・121件) |
9位! | PE_DUPATOR.1503 | 33件 | (初登場) |
10位↑ | X97M_LAROUX | 30件 | (圏外) |
報告数は、4位のVBS_REDLOF.Aまでが(2位と3位の入れ替わりはあるものの)先月と同じ顔ぶれで高い状態が続いている。一方、新顔は9位のファイル感染型ウイルス「PE_DUPATOR.1503」(デュパトー)。ただ、デュパトーは大量メール送信などを行わないため、アンチウイルスソフトを普通に利用していれば感染が広まるようなことはないだろう。
12月の報告状況はかなり落ち着いたものとなっていたが、1月は年明け早々Yahaの亜種が出回ったりとあわただしく、油断は禁物。アンチウイルスソフトのパターンファイルを自動更新させている場合でも、念のためパターンファイルの最終更新日付やバージョン情報などをきちんと確認するようにしていただきたい。