シンタックス(東京都新宿区)は、企業向けのブロードバンドコンテンツ配信支援サービス「シンタックス・ブロードバンド・サービス(SBS)」を開始した。オンデマンドとライブ中継に対応しており、同時アクセスが2,000から3,000ユーザー程度への配信が可能となっている(ライブ中継の支援サービスも用意されており、衛星を利用した本格的な配信も提供される)。 SBSは、利用企業が短期間で配信サービス立ち上げられるよう、動画の収録やエンコード、著作権管理や課金システムまでを一手に引き受けることができる。また、料金体系にプロフィット・シェアモデルを組み込むことで、サービス立ち上げ時期における利用企業の負担を軽減できるという。一方で大規模な配信にも対応しており、提携ISPのキャッシュサーバーを利用することにより15万人規模の配信も実現できるとしている。コンテンツ課金については、同社のEC-Gateサービスとの組み合わせで、クレジットカードやコンビニ決済などが利用できる。 シンタックスでは、ニュースやスポーツなどのコンテンツを保有する放送局、自社商品のプロモーションを行いたい広報担当、eラーニング業者や博物館など教育関連の利用、企業の会議中継など、幅広い用途を想定している。