トレンドマイクロは、企業向けのWebセキュリティ製品として、キャッシュサーバと連動してウイルスチェックを行う「InterScan WebProtect 1.0 for ICAP」と、Webフィルタリングソフト「InterScan WebManager 2.1」を10月に発売すると発表した。
InterScan WebProtect 1.0 for ICAP(以下、ISWP)は、ICAP1.0対応のキャッシュサーバと連動して使用するアンチウイルス製品で、ウイルスに感染する可能性のあるファイルを受け取り、ウイルスのチェックおよび駆除を行う。クライアントのWebブラウザが受信する前にJavaScriptウイルスなどを取り除くことができるため、セキュリティホールがあるブラウザでも感染せずにすむ。ICAP1.0を採用したことで、パフォーマンスを改善したほか、大規模ネットワークでロードバランシングが可能となった。
ISWPを使用する場合、ICAP1.0対応のキャッシュサーバが必要で、ICAP1.0対応のキャッシュサーバで同社が動作検証済みの製品として、Network Appliance社製NetCache C1100/C1105/C21000/C6100(NetCache OSリリース5.3D1以上)、およびキャッシュフロー社のPort80 Security Appliance SG800/SG6000、CacheFlow600/3000/5000/6000(Security Gateway OS v2.1.05以上)がある。ISWPの動作環境は、UltraSPARC版Solaris8。発売開始は10月7日の予定で、料金は1ライセンスあたり3,950円/年(25アカウント以下の場合)。