ADSLインターネットサービスについては、フレッツ・ADSL+OCN ADSLアクセスフレッツプランの組み合わせ(1.5M/8M)と、Yahoo!BB 8Mサービスを取り上げて比較しているが、国内では高いといわれるフレッツ+OCNで欧米各国のサービスとほぼ同程度でより高速で提供されている。Yahoo!BBにいたってはソウル(KT Megapass Lite)よりも安く速い。特に、速度については韓国を含む各国が500kbps〜1.5Mbpsな中で、唯一日本だけが8Mサービスを提供しており、Yahoo!BBの参入で価格・速度とも世界に希なほどの競争が進んだことがわかる。(ちなみに諸外国ではモデム売切が主流のようで、日本円で15000円〜25000円程度の値付けとなっている。このため、グラフの日本の数字はモデムレンタル料を含んでいない。)
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総務省資料より、ADSLサービスの価格比較。クリックすると大きく表示されます |
また、CATVインターネット接続についても、ADSLの競争の影響を受け、諸外国より高速・低価格でのサービスが提供されている。(日本についてはイッツ・コミュニケーションズの料金・サービスが比較対象とされている)
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総務省資料より、CATVインターネットサービスの価格比較。クリックすると大きく表示されます |
インターネット接続については、昨年の調査の段階で、日本は諸外国と同程度だったが、今年はついに諸外国よりも高速かつ安いというレベルに達している。また、諸外国に先駆けてFTTHは8万加入を超えている(2002年7月末時点)。少なくとも日本の都市部では、世界に類を見ないインターネット環境を享受できる状況となっているわけで、今後はこうしたサービスを人口密集地以外にも拡大していくことがより重要となってくるだろう。