ソフトバンクは、昨日に続き本日も米国ヤフーとユーティースターコム・インク(UTSI)の株式を売却した。売却額は日本円換算にして200億円を超え、昨日分と合わせて600億円に近い売却額を手にした。 ソフトバンクが本日発表した内容によると、売却した株式は昨日と同じ米国ヤフーとUTSIの2社分株式となる。両社の株式はソフトバンクの米国法人であるソフトバンクアメリカ(SBA)が所持していたもの。売却株数は米国ヤフー分が約1100万株でUTSIが600万株となっており、それぞれの売却額は日本円換算にして118億円と85億円になり、合わせて203億円となる。また、今回の売却によってSBAの各社に対する持ち分比率はヤフーが7%(旧9%)、UTSIが20%(旧26%)となる。 今回の売却によりソフトバンクが計上する売却益は、ヤフー分が558億円、UTSI分が36億円で、100億円に近い値となっている。 ソフトバンクによると、売却代金は有利子負債の削減とブロードバンド事業への充当にするとしている。