アリエルネットワークより、同社が開発しているP2PベースのグループウェアArielAirOneのβ版無償配布が開始となった。 無償配布となったものは、ArielAirOneのワークグループ版。現在この製品は開発中で、β版をダウンロードすることで無償利用できる。 ArielAirOneはグループウェアをP2Pベースで動かすもの。サーバが不要となる点が最大のメリットで、アリエルネットワークが独自に開発したSOMAnetを使って相互の情報交換を実現する。提供機能は、スケジュール、ToDoリスト、ディスカッション、メッセージ、ファイル、メモ、レポート、プロジェクトで、これらの情報をユーザ間で共有できる。動作はウェブブラウザベースのソフトウェアとなっているが、Windows系OSやLinuxなどに限られる。 ArielAirOneワークグループ版の製品版は9月を予定しており、販売はダウンロード型式で、1ユーザあたり1万円の料金となる予定。