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「WLM2-A54L11G」(左)と拡張用アダプタ「WLI-MPCI-A54G」 |
「WLM2-A54L11G」・「WLM2-L11G」は、ともに同じ筐体ながら、本体背面に搭載されたMini-PCIバスへの拡張アダプタの装着の有無により、前者が.11a/.11b両対応、後者が.11bのみに対応する無線LANアクセスポイント。
CPUには高性能なモトローラの「MPC8241 200MHz」を搭載し、セキュリティとして従来の128(104)/64(40)bitWEPに加え、.11a通信時にはより強固な152(128)bitWEPにも対応するほか、SNMP、RADIUS、IEEE802.1x/EAP(.11b通信時)の各認証プロトコルや、冗長構成が可能Spanning Tree、Link Integrityにも対応可能となっている。
またWLM2-L11Gの場合、オプションで用意された拡張アダプタ「WLI-MPCI-A54G」を利用すれば、WLM2-A54L11Gと同等の機能にアップグレードすることができるほか、将来的には.11bと同じ2.4Ghz帯を利用しながら通信速度を増強したIEEE.802.11g規格に対応するアダプタの製品化も予定されている。なお出荷時期はWLM2-A54L11Gが8月上旬、WLM2-L11GとWLI-MPCI-A54Gが9月上旬となっており、標準価格はそれぞれ128,000円、98,000円、14,800円となっている。
一方無線LANアダプタ「WLI-CB-A54GP」は、指向性アンテナ「WLE-5XC-DA」は、ともに.11a/.11bに両対応する製品で、無線LANアダプタはCardBus・152(128)bitWEP(.11a通信時)対応、コンパクトかつアンテナ部に穴の開いたSecurity Lockデザインが、また指向性アンテナは、.11bの場合通信距離が200%以上に向上し、11a環境下でも利用できる点がそれぞれ特徴となっている。
価格は無線LANアダプタが14,800円、指向性アンテナが9,800円で、ともに9月上旬の出荷予定となっている。