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[N+I 2002 Tokyo] NTTコミュニケーションズ、IPv6サービスをトンネリングからデュアルスタックへ。7月末に個人ユーザ向けデュアルサービス受付開始

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 NTTコミュニケーションズは、本格的なIPv6時代に向けて、IPv6接続サービスの提供形態をトンネリングサービスからデュアルスタックサービスへと移行させていく計画を発表した。第一弾として、7月末より個人ユーザ向けのIPv6/IPv4のデュアルスタックサービス「OCN IPv6/IPv4デュアルADSLサービス(仮称)」の提供を開始する。

 デュアルスタックサービスは、1回線にIPv6パケットとIPv4パケットが流れるというサービスで、運用中のIPv4ネットワークの構成を大きく変えることなくIPv6接続も利用できるようになるというメリットがある。

 NTT Comでは、IPv6については個人ユーザから企業ユーザ、そしてISP・キャリアというボトムアップで利用者層が広まると見ており、個人向けデュアルスタックサービスは2002年、企業向けデュアルサービスは2003年に提供する計画。NTT Comのサービスでは、IPv6アドレスはユーザあたり「/48(80ビット分)」付与される。このため、現在のIPv4環境のようにNATを使用する必要がなくなり、エンドツーエンドでのアプリケーションがさまざまに出てくるものと期待されている。

 IPv6接続については、個人ユーザ向けには、ルータ(DSLではADSLモデム)をネットワークに接続するだけで末端のPCのアドレス設定まで完了する「プラグアンドプレイ」をアピール、法人向けには、NTT Comの提供するポリシーサーバと組み合わせて動的にVPNを構築して拠点間接続やホットスポットからのオフィス内サーバへのセキュアな接続を可能にする「DynamicVPN」をアピールしていく。

 IPv6/IPv4デュアルADSLサービス(仮称)は、アッカ・ネットワークス回線利用者向けの接続サービスで、富士通モデムについては、ファームウェアアップデートのみでIPv6対応になる見込みだという。
《RBB TODAY》
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