島根県のCATV業者、KKMテレビ雲南はこれまで3種類のサービスを提供していたCATVインターネットサービスを統合、下り1.5Mbpsの「ベーシック」に一本化した。 同社はこれまで、「ベーシック(旧下り256kbps、上り128kbps)」、「レギュラー(旧下り512kbps、上り256kbps)」、「エクストラ(旧1Mbps、上り512kbps)」の3コースを提供していた。これら3コースを統合するにあたって新たな利用料は月額3,800円と、旧ベーシックの4,000円から200円値下げされることになった。また、下り速度も従来のエクストラでも下り1Mbpsであったが、今回の改定により下り1.5Mbps、上り512kbpsまで増速される。 テレビ雲南は、昨年の4月1日にCATVインターネットを商用化しており、本日でちょうど1周年を迎える。昨年から今年にかけて、ブロードバンド業界の平均速度は都市部を中心に急速にアップしているが、地方では未だにメガサービスが始まっていない地域が多い。今回の一本化で、同社は既存のDSL1.5Mサービス並みのサービスを打ち出したといえるだろう。■ベーシック 月額利用料:3,800円 速度:下り1.5Mbps、上り512kbps IPアドレス:1個(プライベート/変動) メールアカウント(5Mバイト):1個 ホームページ容量:10Mバイト