名張二十一世紀ケーブルテレビジョン(三重県・CATV)は、3月上旬よりVoIPサービスの実用実験を開始すると発表した。実験開始にあたり、同社では100組200件の実験モニタを募集する。 本実験の特徴は、NOTASIP対応のターミナルアダプタに電話機を接続するため、電話感覚で利用できることにある。三重県ケーブルテレビ協議会の主導のもと、同社の他にも三重県内の8社のCATV事業者が参加する。 実験モニタ対象者は、名張・青山地域のCATVインターネット加入者100組200件。企業間や友人同士などで利用してほしいということからペアでの申込を奨励している。モニタ期間中、インターネット電話に必要なターミナルアダプタは無料貸与されるほか、利用料も無料となる。