NECは、国内ベンダとしては初めて、ブレード型IA(x86)サーバを発売すると発表した。シリーズ名はExpress5800/BladeServerで、1Uサーバと比較して2倍の高密度化が可能なのが特徴。3Uサイズのブレード収納ユニット(冗長化電源、ハードディスクなどを搭載)に、最大6枚のブレードが組み込める。 ブレードは、小型の基板にCPUやメモリを搭載したもので、1枚1枚がコンピュータとして動作するユニット。CPUはPentiumIII 1.26GHz-SとCeleron 850MHzから選択できる。PentiumIII 1.26GHz-Sの場合、1ブレードに2CPUを搭載してデュアルプロセッサ構成とすることも可能で、3Uサイズで最大12CPUを動作させることができる。 対応OSは、LinuxとWindows2000 Server。 OSやHDDのない最小構成で、12万1,000円(Express5800/410Ea Celeron850MHzタイプ)から。また、あらかじめ機能が構築されている「アプライアンスブレード」も提供され、メール・Webサーバ機能を持つ「Express5800/MailWebServer」と、Webサーバ・Webロードバランサ機能を持つ「Express5800/LoadBalancer」の2モデルがラインアップされている。(いずれのアプライアンスもブレードのみの提供で、使用する場合は別途ブレード収納ユニットが必要)。