保育施設の企画・運営などを行うポピンズコーポレーション(東京都)は、ブロードバンドを活用した「e-保育園システム」をスタートした。 「e-保育園システム」は、双方向コミュニケーション・システム、ベビーシッター緊急手配システム、ライブによる日常生活配信システム、オンデマンドによるイベント情報配信システム、動画による安全管理システムから構成され、インターネットと携帯電話を利用して保育園と保護者を結ぶリアルタイムなコミュニケーションシステムである。日本ユニシス情報システムが開発と運用を担当し、日本ユニシスが協力している。 当初は新設の保育園「ポピンズナーサリー一之江」と既設の保育園「ポピンズナーサリーJR小机」をモデルとした実証システムとして運用し、2002年夏の本格稼動を目指すという。 保育施設の増設とともに、よりよい保育環境が強く望まれるなか、ITを活用したこのようなシステムの需要も高まっていきそうだ。