東京めたりっく通信は、Familyコース用に提供されているルータタイプのADSLモデムについて、内部設定をユーザがカスタマイズできるようにするためのツールやドキュメントの無償提供を開始すると発表した。同社はSingleサービスの新規提供を終了する際に、FamilyでもSingle的な利用ができるようにするためのツールを提供するとしていた。 ツール提供は申し込み制。申し込みは同社のウェブでおこなえるが、手続きには東京めたりっく通信からのADSLモデムの遠隔設定も含め、およそ一週間かかる予定である(開始直後は混雑が予想されるため、さらに遅れる可能性もある)。ドキュメントやツールは、ユーザ宅に設置されているモデムの種類に応じたものが提供される。 ユーザに設定ツールが提供されるのはARESCOM製のNetDSL1000で、NEC製ATU-R32Jについてはtelnetからの設定に必要なドキュメントが提供される。住友電工製MegaBitGear TE/4についてはウェブブラウザからの設定が可能となる。 なお、SOHOやBizのユーザについては、東京めたりっく通信のサポートセンターに電話・メール・FAXで直接相談して欲しいとのことだ。