NTT東日本は、フレッツ・ADSLの「フレッツ接続ツール」(PPPoE接続ソフト)で不具合の発生しているソフトウェアとハードウェアについて、関連情報を公開した。併用時に問題が起きるとされているのは、トレンドマイクロのウィルスバスター2001、メルコとI・OデータのLANカード製品である。 ウィルスバスター2001で発生するブルースクリーンの発生やスループットの低下は、それぞれ別の原因で発生しているが、設定の変更もしくはトレンドマイクロの提供予定のモジュールの組み込みによって回避可能である。 メルコについては、LGY-PCI-TXCから接続する場合にブルースクリーンが発生する。この場合も、メルコの公開している対応版(1.02β)のドライバの組み込みで回避できる。 I・OデータのLANカードについては、多数の製品でWindows2000使用時に不具合が発生している。これについては、現在I・Oデータが公開している最新のドライバを導入すれば回避できる。ただ、PCIバス接続のET/TX-PCIシリーズについては、現状では未対応である。ET/TX-PCIシリーズへの対応予定は4月上旬とされている。不具合はWindows2000で発生しており、Windows98/Meなどで使用することで一時的にしのぐことも可能だ。