イー・アクセスは、試験回線として提供しているADSLサービス内容の中間発表をした。 同社の発表によると、4月から8月22日までの試験サービス申込者に対して、適合確認調査をを通過した全試験者に対して回線を開通した。不適合回線の割合は4.3%で、95%以上の利用者がADSLサービスを受けている。 イー・アクセスはG.Lite AnnexCを使ったADSLモデムを利用しているが、このモデムによるISDN回線干渉による速度の大幅低下はみられていないとしている。試験回線で得られた値として、最大値は下りで1.54Mbpsとなり、全試験回線の平均値は下りが1Mbpsを越え、1.35Mbpsとなっている。また、局との直線距離がもっとも長いモニタの場合、直線距離が2.81kmでありながら、下り側は平均989kbpsの伝送速度が出ているとしている。