石橋静河「これからの人生の財産になる」!主演ドラマ『燕は戻ってこない』30日スタート | RBB TODAY
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石橋静河「これからの人生の財産になる」!主演ドラマ『燕は戻ってこない』30日スタート

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『燕は戻ってこない』第1回 (c)NHK
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「この物語で行われるひとつひとつの選択において、誰も、誰のこともジャッジできない、と思いました。あらすじやトレーラーだけをみて映画を批評することができないように、他人の人生の表層だけをみて批評することは、本来ありえないことなのだと思います。原作を読んで、貧困や女性蔑視、差別など、さまざまな叫びが頭の中に響きました」

 30日22時からドラマ『燕は戻ってこない』(NHK総合)がスタートする。原作は桐野夏生による同名小説。「命は誰のものか」という重要なテーマを問いかけ、第57回吉川英治文学賞・第64回毎日芸術賞をW受賞した。今回主演を務める石橋静河は、冒頭ようにコメントした。

 石橋演じるリキは派遣社員で悩んでいた。職場の同僚から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。そこで持ち掛けられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。

 石橋は映像化の重みを強く感じたとし、「今回リキという女性を、自分の身体を通して演じられることは、これからの人生において財産になる、と感じました。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと、力を合わせてこの「問題作」に立ち向かいたいと思います!」と話している。稲垣吾郎は「台本を読んだ時にとても考えさせられました。不妊治療、卵子提供や少子化問題、貧困問題が深刻な昨今、これはいま現在も多くの人が悩んでいることであり、決して他人事にできないお話でした。出演者・スタッフの皆さんと心寄せ合いながら、感情の揺らぎを丁寧に表現していきたいと思います」、内田有紀は「人は生きていくのに社会からはみ出さないように、何とか折り合いをつけて生きていく。また、自分の人生を精一杯生きたいと思っても、肉体がそれを許してくれない事もある。子供がいない夫婦。そして、代理母。この作品を通じて皆さんと共に、生殖医療について何か一つだけでも答えらしきものが見つけられるよう真摯に向き合いたいと思います」とコメントしている。
《RBB TODAY》
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