猪爪花江役・森田望智、「一生懸命生きている人に優劣はない」 | RBB TODAY
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猪爪花江役・森田望智、「一生懸命生きている人に優劣はない」

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(C)NHK
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 連続テレビ小説『虎に翼』で猪爪花江を演じている森田望智。役柄への思いが、19日、NHKのホームページ上で公開された。

 同作は、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった女性・三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。伊藤沙莉がヒロイン・寅子を演じているが、結婚に憧れを持たない彼女とは対照的な役が、花江だ。

 女学生のうちに結婚し、早くに家庭に入ることこそ女性の幸せだと信じて疑わない花江。寅子の兄・直道(上川周作)と結婚してからも、それは続くと思っていたのだが、姑・はる(石田ゆり子)の完璧さや、香淑(ハ・ヨンス)に女中と間違えられるなど傷つくことも多い。

 そんな花江の奥底に隠された感情が爆発したのが3週目の「女は三界に家なし?」だ。法廷劇の題材となった「毒饅頭事件」について寅子たちが再検証していた際、花江は「私は皆さんの言う、戦わない女側なんだなって」と不覚にも泣きだしてしまう。

 そんな花江について森田はインタビューの中で「自分は人のために生きているけれど、みんなは自分のために生きている感じがして、それがすごく新鮮でうらやましく思えたんじゃないかな」と思いを寄せている。

 圧倒的な男社会の中にあらがい、女性の人格尊重、社会進出をめざす寅子に対し、その世界で安穏として生きながらも次第に疑問を持ち始める花江。『虎に翼』のもう1人のヒロインであることは間違いない。

 森田はインタビューの中でまた、「花江のように家庭に入った女性は、トラちゃんのように社会に出て働こうとする女性を見て、時に劣等感を抱くこともあると思います。でも、一生懸命生きている人に優劣はなくて、どんな女性も一番だということを花江という立場から伝えたいです」とメッセ―ジ。また「そんな花江が今後どう成長していくのか、見守ってもらえたらうれしいです」と答えている

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《杉山実》
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