服部隆之、祖父・良一の素顔明かす 『ブギウギ』の善一とどう違う? | RBB TODAY
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服部隆之、祖父・良一の素顔明かす 『ブギウギ』の善一とどう違う?

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 作曲家の服部隆之が、22日放送の『あさイチ』(NHK)に登場。祖父・服部良一の素顔を明かした。

 連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロイン・スズ子(趣里)に曲を提供する作曲家・羽鳥善一(草彅剛)。そのモデルは隆之の祖父でもある服部良一。

 実際はどんな人だったのか聞かれると隆之は「僕にとっては優しい、良いおじいさん。家に行けば『よく来たな!』と可愛がってくれた」と笑った。また祖父の自伝本を読んだ感想として、「音楽のことしか考えてない。音楽で自分が一旗揚げるという野心に満ち溢れている。めちゃめちゃパワフルな人」と評した。

 良一が上京した際、すでに古賀政男という有名な作曲家がいたが、「彼を追い越すんだ」と、やる気満々だったそう。その上で、草彅演じる善一について「音楽まみれというか、音楽中心に全て考えている。その様は、祖父と似ている」と述べた。

 また隆之は、同作の中で印象深かったシーンとして、スズ子(趣里)がライバル会社に引き抜かれそうになったとき、善一が猛反対したシーンを挙げた。

 その上で、反対した理由について「(スズ子の移籍先や将来とは関係なく)自分の前から笠置シヅ子がいなくなるのが嫌だった。自分のやりたい音楽を表現できなくなる。その1点だけで止めているだけ」と解説。「すべて自分の音楽をどういうふうに世の中に出すか。そのためには何でもやりたいという、それだけで止めている」と、やはり野心家だったと話していた。
《杉山実》
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