吉岡里帆、舞台挨拶で思わず監督にツッコミ「ほんとに言ってます?」 | RBB TODAY
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吉岡里帆、舞台挨拶で思わず監督にツッコミ「ほんとに言ってます?」

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(C)2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
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 映画『アイスクリームフィーバー』の公開初日舞台挨拶が14日にTOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京)にて実施され、主演の吉岡里帆をはじめ、松本まりか、詩羽(水曜日のカンパネラ)、千原徹也監督が登壇した。

 原案は、川上未映子の短編集『愛の夢とか』(講談社文庫)内収録の「アイスクリーム熱」。アイスクリーム屋のアルバイト、常田菜摘役で主演を務めるのは吉岡。アイスクリーム屋の常連客の作家、橋本佐保役はモトーラ世理奈。菜摘のアルバイトの後輩、桑島貴子役は詩羽。アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの、高嶋優役は松本が務めている。

 この度、映画『アイスクリームフィーバー』が7月14日(金)に公開を迎え、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が開催。主演の吉岡里帆をはじめ、松本まりか、詩羽(水曜日のカンパネラ)、千原徹也監督が登壇した。

 舞台挨拶が始まると、映画にちなんで「この夏、フィーバーしたいことは?」と聞かれたキャスト陣。吉岡は「最近、別の作品の現場に入ってるんですが、一日の終わりにサクレ(※カップタイプのかき氷)を食べています。切ったレモンがそのまま乗ってるんですけど、酸っぱい部分をスプーンで削りながら食べるのが好きで、サクレに背中を押されてお仕事を頑張っています!」と回答。しかし、千原監督、松本はサクレの存在を知らず、これは吉岡は「え? ホントに言ってます...?」と驚いた表情。

 吉岡は思わず、客席に「サクレ、好きな人?」と問いかけ、「はーい」という観客の声に「よかったぁ...私だけ違う世界で生まれて育ったかと」と安堵の表情を見せた。ちなみに千原監督は「れもんらいふ」という会社を経営していることから、吉岡から「レモンのアイスなのになぜ知らないの(笑)?」と鋭く突っ込まれ「“れもんらいふ”と言いながら、酸っぱいものは苦手で(苦笑)」とタジタジ。吉岡は「私は地でレモンライフしてますよ!」と語り、会場は笑いに包まれた。

 松本は「ここ数年、全然フィーバーしてないので、今年はしてやろうと思ってます」と意気込み。しかし、「何を?」と問われると、ちょっと考え込み「夏らしいことですよね? 海?青い海」と答え、吉岡に「一緒に行かない?」とお誘いをかけた。これには、吉岡がノリノリで「行きましょう! 全然、いつでもお付き合いします」と応答し、詩羽も「行きます!」と快諾していた。また、歌羽は「青春をフィーバーしたいです」と宣言。「この仕事を始めるとなかなか『青春だ!』って難しいじゃないですが。歳を重ねるごとに『青春とは...?』となっちゃうけど、はっちゃけるだけはっちゃけたいです」と意気込んだ。

 そして、舞台挨拶終盤、千原監督が「今日、実は朝、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と見てきました」と突然の告白。「宮崎監督が最後にこれを伝えたかったのかって思うと涙が止まらなくて、その日に初監督の映画が公開というのも、またひとつ何かがつながっているなと思いました。宮崎監督の映画を観ていて、おこがましいですが、考え方が似ていると思ったのは、人と人との思いやり、それしかないなということ。そういう人の気持ちが、ちょっとずつ、毎日を良くしたり、今日につながっているのかなと思いました。それを感じてもらって、明日からみんなでこの映画をつないでいってもらえると嬉しいです。よろしくお願いします」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。
《KT》
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