【8月】●Twitter、ダイレクトメッセージの文字数上限を1万字に拡大●米BuzzFeedとヤフー、新ニュースメディア創刊へ……「BuzzFeed Japan」を設立●KDDI、教育サービスに本格参入……Z会・栄光グループと提携し年度内にもサービス提供へ お盆時期とあって大きなニュースはなかったが、Twitterの140文字制限解除は、頭打ちとなりつつある現状に対し、さまざまな可能性を摸索している一環に見える。Twitterは同月に、トップページの刷新も行っており、Twitter内のツイートなどが見られるようデザインを変更するなど、まだまだ新規ユーザー獲得に意欲的だ。【9月】●いよいよNetflixが日本上陸!●Google、公式ロゴマークを全面刷新……フラットデザインに移行●Amazon「プライム・ビデオ」がスタート……動画見放題サービスが出揃う アップルの新製品「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」が発売され、阿蘇山噴火、台風にともなう大雨などの自然災害もあった9月。Netflixの上陸、Amazon「プライム・ビデオ」のスタートが、大きなインパクトを与えた。dTVやHuluなどとあわせて、市場全体に大きな動きがあったことで、“動画配信配信サービス元年”と注目された。【10月】●マイナンバー制度が本格スタート……番号通知カードの発送始まる●東京電力とソフトバンク、電力・通信サービスの共同販売で業務提携●KDDIが電力小売事業に参入……来春「auでんき」を全国でスタート 新制度「マイナンバー」がいよいよスタート。企業の対応遅れが話題になるとともに、通知カードの配送遅れ、便乗する詐欺、住民票への誤記載なども発生した。マイナンバーの通知後に市町村に申請をすると、身分証明書や様々なサービスに利用できる「個人番号カード」が交付されるが、こちらもさまざまな問題が起こりそうだ。【11月】●国内サイト改ざん、先週だけで70件以上を確認……攻撃サイトへ誘導●中国Baiduのソフト開発キット、バックドア機能の搭載が判明●フランス同時多発テロ、GoogleやFacebookなどが哀悼 今年もさまざまな形のサイバー攻撃が発生。サイト改ざんだけでなく、企業や国家そのものが、ユーザー情報を不正に収集しようとするケースも発生している。この年末にかけては、オンライン銀行詐欺を狙うスパムメールも多発している。すでにウイルス対策ソフトを導入し、ソフトを最新版にしているだけでは防げない状況になりつつある。【12月】●全国CATV共通の4K専門チャンネル、「ケーブル4K」が本日開局●Amazonで“お坊さん”を手配……読経法話から心づけまでを定額で提供●2020年に向け空港の情報デザインを高度化、NTTらが共同実験を開始 2020年の東京オリンピック開催。エンブレムや競技場については、いろいろとゴタゴタが続いており先行きが不透明だが、企業各社は、需要を見込んでさまざまなサービスを模索中。革新的な技術なども、“おもてなし”の先鋭化のために開発されている。オリンピックを契機に、さらなるテクノロジーの進化が期待される。