デジタルパブリッシングフェアにおいて凸版印刷は、印刷会社が取り組む電子出版へのアプローチや方法論、さらには最適なビジネスソリューションとはなにかを追求するために必要なものを調べる「コンテンツクリエイティブラボ」(CCL)の展示を行っていた。 デモとしては、iPadを使った雑誌コンテンツの制作例を展示していた。CCLでは、例えば、スタティックな表示の電子書籍だけでなく、電子デバイスの特性を活かした、パノラマビューによるタウンガイドや情報誌など、表現手法についても研究している。 考え方としては、電子書籍+PCや情報端末というデバイスを「印刷技術」の延長としてとらえ、新しい印刷技術や手法を提案するように、出版社や編集プロダクションとともに新しいコンテンツ制作・表現方法を開発していくということだ。そして、このようなコンテンツの蓄積を行ったら、次はその配信方法について考えることになる。従来の出版活動では、流通に相当する部分だが、配信プラットフォームやDRMによるコンテンツの保護技術、サービスアプリケーションについても研究するそうだ。 流通部分は、本来印刷所の事業ドメインではないので、この部分はサービスプロバイダや通信事業者その他とパートナーシップやジョイントベンチャーといった手法を模索することになるとのことだ。そして、ただ流通させても、サイトへの集客や課金など現実的にマネタイズする手法、ビジネスモデルの開発も必要だ。これには、雑誌の広告モデルやマーケティングのようなしくみが含まれるという。 CCLでは、以上のような電子出版全体のビジネスを出版社やサービスプロバイダ、などと協力しながら、トータルに提供できる環境やシステムを構築していくそうだ。
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