三菱総合研究所、常陽銀行のデータ分析業務の高度化・民主化を支援 - PR TIMES|RBB TODAY
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三菱総合研究所、常陽銀行のデータ分析業務の高度化・民主化を支援

独自のデータ利活用プラットフォームと金融アプリを提供

株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)は、株式会社常陽銀行(取締役頭取:秋野哲也、以下 常陽銀行)が進める「データ利活用の高度化と民主化」をサポートするため、データ利活用プラットフォーム「OVHcloud Data Platform」と金融リテール向けアプリケーション「ForeRetail」の提供を開始しました。


1. 背景・効果
社会のデジタル化の進展に伴い、金融機関の利用者のライフスタイルやニーズが大きく変化しています。そのため、金融機関は利用者それぞれに最適なタッチポイントで「一人ひとりのライフイベントと暮らしに寄り添った金融サービス」を提供していくことが求められています。
MRIはこの実現に向け、データマーケティング高度化の支援、One To Oneマーケティング(※)にかかるコンサルティング、AIモデル提供、システム開発などを手がけています。このたび常陽銀行に「OVHcloud Data Platform(旧サービス名:ForePaaS)」および「ForeRetail」の提供を開始しました。


※ One To Oneマーケティング:金融機関が保有する属性データや行動履歴データなどをもとに、お客さま一人ひとりにあわせたタイミング・チャネルで適切な訴求内容のアプローチを行うマーケティング手法


2. OVHcloud Data Platformの特徴
「OVHcloud Data Platform」(以下 本プラットフォーム)は、「データ収集」「データ加工」「AIモデリングと機械学習」「可視化」「アプリケーション開発」など、データ利活用に必要な基本機能をすべて保有するプラットフォームです。

             OVHcloud Data Platformでのデータ利活用


三菱総合研究所作成


常陽銀行は「データの民主化」を掲げ、各業務部門が自律的にデータ活用可能な環境構築を目指しています。本プラットフォームの導入は、データ分析やマーケティング活用におけるデータ準備や加工処理の負担軽減、さまざまな部署・業務分野でのAIモデリングを可能にします。さらに、過去の分析過程や結果も蓄積されるため、別の銀行員による分析結果が参照できるなど、行内でのノウハウ蓄積・共有が実現します。
こうした環境構築に加え、常陽銀行では、銀行員が業務上でデータを活用したいという「やりたい気持ち」をすぐ実行できるよう、統計スキルを含めたDX人材育成を並行して進め、本プラットフォームの定着、浸透を進めていく予定です。
なお本プラットフォームは、ユーザー管理や多要素認証などのセキュリティや、どのデータを誰に見せるかといったデータガバナンス機能も保有しています。複数の製品を組み合わせて導入する必要がなく、データ利活用プロジェクトにありがちな「画面が製品ごとに異なり、どこに何があるかわからない」「IT資産管理が煩雑」などの不都合が生じません。
本プラットフォームはデータ分析に必要な機能を提供するプラットフォームであり、金融機関に限らず利用できます。



3. ForeRetailの特徴
「ForeRetail」は、個人向け金融商品のマーケティングに特化した金融アプリケーションです。MRIのリテールマーケティングモデル(特許取得済み)を本プラットフォームの機能を活用して開発し、アプリケーションとして提供しています。
このアプリケーションの活用により、常陽銀行が保有するデータと、MRIが持つ金融機関向けコンサルティングのノウハウから、担当銀行員が自分自身で、お客さま一人ひとりの将来における個人向け金融商品へのニーズをAIに学習・予測させ、試行錯誤を行いながら、効果的、効率的なライフイベントに合わせた金融商品の提案を実現します。

              ForeRetailでの業務利用プロセス

三菱総合研究所作成


4. 今後の予定
MRIは、今後も本プラットフォームとMRIのこれまでの金融機関の支援で培ったノウハウを融合させ、さまざまなサービスを展開していく予定です。これにより、金融機関のDX推進、業務効率化、高度化に貢献すると共に、お客さまの持続的な成長を支援していきます。


【参考】株式会社 常陽銀行 会社概要 (https://www.joyobank.co.jp



関連情報
・サービス
  クラウドBDAスイート「ForePaaS」
  三菱総合研究所×ForePaaS 公式サイト
  金融機関のリテール業務拡大に向けたAIマーケティング(従来型リテールAIサービス)


・リーフレット
  金融リテール向けアプリケーション「ForeRetail」 リーフレット


・ニュースリリース
  三菱総合研究所、南都銀行にOVHcloud Data PlatformとForeRetailを提供開始 データ利活用プラットフォームで銀行業務を高度化 (ニュースリリース 2024.07.10)


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本件に関するお問い合わせ先
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〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
株式会社三菱総合研究所
【サービスに関するお問い合わせ】
 ForePaaS金融アプリケーションデスク 力丸
   電話:03-6858-3580  メール:forepass_financial_apps_support@ml.mri.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ】
 グループ広報部
   メール:media@mri.co.jp

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