スティーヴン・キング 作家生活50年。世界最強のストーリーテラーが贈る新たなる名作『フェアリー・テイル』が4月25日発売! - PR TIMES|RBB TODAY
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スティーヴン・キング 作家生活50年。世界最強のストーリーテラーが贈る新たなる名作『フェアリー・テイル』が4月25日発売!

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株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、作家生活50年を迎えたスティーヴン・キングの最新刊『フェアリー・テイル』(上・下巻)を、4月25日に発売します(紙書籍版、電子書籍版とも)。









■『フェアリー・テイル』について

『IT』『ミザリー』『スタンド・バイ・ミー』など、数えきれないほどの名作で知られる世界最高のストーリーテラー、スティーヴン・キング。デビュー作『キャリー』と、それにつづく『シャイニング』『呪われた町』で、ホラー小説のありかたを現代的なものにドラスティックに刷新し、「モダン・ホラー」の時代を切り開きました。
 デビューから50年間、ずっと世界のベストセラー作家のトップに君臨しつづけたキングが、この『フェアリー・テイル』を書いたのは、コロナ禍のまっただなかでした。世界でも突出した惨禍に見舞われたアメリカで、キングは自分にこんな問いかけをします。
 What could you write that would make you happy?
 直訳すれば「自分をハッピーにする物語を書くのなら、どんなものになるだろう?」。あるいは、コロナ禍という時代を考えるならば、「暗く先の見えない日々に、みんなを元気にするようなものを書いてみろ」という自身を鼓舞するような意味合いにもなるでしょう。この『フェアリー・テイル』が、この問いかけに対するキングの答えでした。
――だから最後に待つのはハッピー・エンドなのです。


■『フェアリー・テイル』のあらすじ

 ぼくの町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。そこに住むのは偏屈な老人がひとり。門を越えると猛犬が襲ってくるという。ある日、悲しげに鳴く犬の声に気づいたぼくは、屋敷の主が梯子から転落して苦しんでいるのを発見した。これがぼくとミスター・ボウディッチの出会いだった。老人の家の立ち入りを許されたぼくは、ボウディッチ氏や愛犬レイダーと心を通わせはじめる。だが、徐々にぼくは奇妙なことに気づきはじめる。氏は奇妙に裕福であり、家の裏手からも妙な音がときどき聴こえてくる。
 それがぼくとレイダーとの冒険のはじまりだった。ボウディッチ氏の秘密が、ぼくたちを「エンピス」と呼ばれる異世界での旅に導いたのだ。
夜空に月が二つ輝き、罌粟の花が咲き誇るエンピス。王宮は呪いに毒され、王族たちも追放されていた。そして王都の迷宮に踏み込んだぼくも――
 地上最強のストーリーテラーが、その奇想を奔放に解き放って描き出す異世界、怪人、怪物、そして愛すべき仲間たち! 怪奇と幻想の伝統にリスペクトを捧げ、作家生活五十年を迎えた巨匠が贈る渾身の「おとぎ話」。


■そのほかの情報

<A5判という大判型の理由>
 かつて名作『IT』の日本版が文藝春秋から刊行されたとき、読書界は度肝を抜かれました。一般的なハードカヴァーより大きなA5判(148mm×210mm)という造本は、まるで海外のハードカヴァーのようで、この歴史に残る大作にふさわしい威容をまとっていました。
以来、1990年代には「キングといえば大判」が定番になっていましたが、21世紀に入ってからは、その伝統が途絶えていました。今回は巨匠のキャリア50年記念となる新たな代表作であることから、2001年の『不眠症』以来24年ぶりに、あの懐かしいA5判での刊行となりました。
 装画も『IT』と同じく、キングといえばおなじみの藤田新策さんによるものです。


<前代未聞のW受賞なるか?>
 日本推理作家協会が授与する「日本推理作家協会賞」には、今年から「翻訳部門」が創設されます(昨年、一昨年は試行期間)。その第一回の候補作に、スティーヴン・キングの犯罪小説『ビリー・サマーズ』(文藝春秋)が選ばれました。最終選考は5月15日ですが、もし受賞となれば、キングはアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞と日本推理作家協会賞の両方を受賞した最初の作家となります。

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▼目次より
◎ダブル担当編集者対談 
 リアリズムの枷から解き放たれたワクワクドキドキ。キング版『はてしない物語』!
◎新作長編試し読み
 『フェアリー・テイル』(第一章、第二章)
◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本

*電子書籍オリジナル編集です。

■書誌情報
書 名:『フェアリー・テイル』(上・下)
著 者:スティーヴン・キング
翻 訳:白石 朗
装 画:藤田新策
判 型:A5判 上製カバー装
定 価:上巻 4,675円(税込)
    下巻 4,675円 (税込)
ISBN:上巻 978-4-16-391977-5
    下巻 978-4-16-391978-2
書誌URL:上巻 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919775
     下巻 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919782








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