
TJグループホールディングス株式会社 北田原発電所(4月から本格稼働)
奈良県生駒市は、令和7年3月25日に、TJグループホールディングス株式会社と事業連携協定を締結しました。これは、本年4月から、本市の北田原地区に建設した、同社にとって2基目となる木質バイオマス発電所が本格稼働することに伴い、持続可能なまちづくりの推進を目的として締結したものです。
同社は、本市が過半数を出資している地域新電力会社「いこま市民パワー(株)」に令和元年度から電力を供給するとともに、令和4年2月からは株主として参画しています。今後とも、いこま市民パワー(株)を通じた市域への電力の供給など連携して取り組み、再生可能エネルギーの地産地消及び木質バイオマスの資源化の推進による地域経済の活性化、脱炭素化など持続可能なまちづくりを目指します。
協定に伴い、木質バイオマス発電所(北田原発電所)の本格稼働に伴い、4月21日(月)に報道関係者向けの施設見学会を開催します。
連携・協力する内容
- 生駒市北田原町地内における木質バイオマス発電所(以下「北田原発電所」という。)の運転及び木質バイオマスエネルギー電力の受給に関すること
◇北田原発電所で発電した電力の一部をいこま市民パワー(株)が買い取り、地域に供給します。
※令和7年度には、いこま市民パワー(株)がTJグループホールディングス(株)から調達する電力は、前年度比約2倍増の4,172MWh(供給電力の24%)となる見込みです。
- 生駒市域から発生する木質廃棄物の発電用燃料等としての再生利用に関すること
◇生駒市は、令和6年度から市の事業と市域から発生する剪定枝、刈草等をTJグループの(株)都市樹木再生センターに搬入しています。
※令和6年4月から令和7年2月までの剪定枝、刈草等の搬入量は、約1,654トン。このことによるCO2削減効果は、年間約582t-CO2となります。
- 災害時に発生する災害ごみ(廃材、家具等)の受入れに関すること
- 災害時における北田原発電所の緊急避難施設としての活用に関すること
- 北田原発電所の運転に伴う市民の優先雇用に関すること
- 北田原発電所の環境啓発・教育拠点としての活用に関すること
- いこま市民パワーへの資本出資その他の事業運営への協力に関すること
- その他双方が必要と認める事項に関すること
北田原発電所の施設見学会(報道関係者向け)
報道関係者向けに北田原発電所の施設見学会を開催いたしますので、ぜひお越しください。
◇日時:令和7年4月21日(月)10:00~11:00
※施設見学に参加される際は、4月16日(水)までに脱炭素まちづくり推進課までご連絡ください。
連絡先:eco-model@city.ikoma.lg.jp
TJグループホールディングス株式会社の概要
◇所在地:〒541-0041 大阪市中央区北浜一丁目一番14号北浜一丁目平和ビル
◇事業内容:建築廃材・剪定枝等の木質廃棄物等を燃料チップに再生し、木質バイオマス発電所の発電用燃料として活用することで、木質資源の地産地消に取り組まれています。
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