
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる異種材料 接着・接合技術での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「異種材料 接着・接合技術」講座を開講いたします。
接着・接合技術を理解する上での学術的基礎、様々な研究者によって研究が進められている先端接合技術についてわかりやすく解説!
本講座は、2025年05月28日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1efda0aa-a761-6076-b8ab-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:異種材料の接着・接合技術の基礎と強度特性評価
~有機高分子系接着剤を用いた接着、金属系接合材料を用いた 接合、異種高分子間の溶着の基礎~
開催日時:2025年05月28日(水) 10:30-16:30
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1efda0aa-a761-6076-b8ab-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
群馬大学 大学院 理工学府 准教授 博士(工学) 井上 雅博 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・接着・接合強度に影響を及ぼす因子と強度測定法
・異種材料の接合現象を理解するための化学結合や熱力学の基礎
・有機高分子系接着剤を用いた接着の基礎
・金属系接合材料を用いた接合技術の基礎
・異種高分子間の溶着の基礎
・表面活性化接合技術の概要
・接着・接合継手の寿命予測の考え方
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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株式会社AndTech コンサルティングサービス
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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【講演主旨】
エレクトロニクスやメカトロニクスなどの分野では、デバイスの進化に伴い、異種材料の接着・接合技術の重要性は益々高まりつつあります。接着・接合技術には、有機系接着剤やはんだ等の金属系接合材料を用いるものだけでなく、表面活性化接合や分子接着技術など様々な手法が研究されています。しかし、これらの接着・接合技術の全体を見通せるような教科書は存在しておらず、それぞれの技術について個別に考えていくしかないのが実情です。
本セミナーでは、接着・接合技術を理解する上での学術的基礎から始まり、様々な研究者によって研究が進められている先端接合技術についてわかりやすく解説します。最低限の数式は用いますが概念的な理解につながるように説明するとともに、質疑応答にできる限り時間を取りますので、奮ってご参加ください。
【プログラム】
1.異種材料の接着・接合技術の全体像を理解するために
1.1 微細接合技術の研究動向をわかりやすく整理する
1.2 界面相互作用の3つのレベル
1.3 接着強度を決める諸因子
1.4 接着強度測定と寿命予測法
1.5 今後の微細接合技術における界面ナノ構造制御の重要性
2.接着・接合を考える前提としての化学結合論
2.1 化学結合は実態ではなく概念である
2.2 分子軌道法から考える化学結合の概念 ~共有結合性とイオン結合性~
2.3 金属結合とは何か
2.4 van der Waals力とは何か ~一般化van der Waals理論とLifshitz理論~
2.5 水素結合とは何か ~拡張Fowks式と酸・塩基説の意味を理解するために~
2.6 界面での化学結合形成を考える
3.高分子系接着剤を用いた接着
3.1 濡れ性の評価 ~静的評価と動的評価~
3.2 平衡接触角を用いた表面自由エネルギー解析
3.2 van der Waals力や水素結合形成に基づく接着理論
3.3 界面相互作用を考えるための基礎 ~正則溶液近似~
3.4 拡張Fowks式と酸・塩基説 ~実は同じ現象を別の視点からモデル化したもの~
3.5 溶解度パラメータの考え方と推算法
3.6 カップリング剤 ~相溶性と化学反応性の2つの考え方~
3.7 分子接着技術への展開
3.8 界面化学反応挙動解析に基づく接着性評価技術
4.金属系接合材料を用いた接合
4.1 溶融金属の固体表面への濡れ ~物質移動・化学反応を伴う濡れ~
4.2 原子の拡散 ~相互拡散,カーケンドール効果を理解するために~
4.3 界面反応層形成を考えるための基礎 ~正則溶体近似~
4.4 相互作用パラメータの導入
4.5 状態図から得られる界面反応に関する情報
4.6 界面反応層成長の速度論
5.樹脂/樹脂間の接着・溶着
5.1 有機高分子/有機高分子界面での拡散現象 ~界面層の形成~
5.2 ポリマーアロイの熱力学
5.3 金属の合金とポリマーアロイの熱力学理論の比較
5.4 溶解度パラメータの適用限界
6.ナノテク関連技術を用いた接合
6.1 バルクの熱力学とナノ粒子の熱力学
6.2 金属ナノ粒子の融点降下現象と低温焼結現象の違い
6.3 樹脂バインダ中での金属ミクロ粒子の低温焼結現象
6.4 金属ナノ・ミクロ粒子ペーストにおける界面化学現象の重要性
7.その他の接合技術
7.1 各種の表面活性化による常温接合
7.2 吸着種により促進される界面接着・接合現象
7.3 ナノスケール・ミクロスケールのアンカー効果
7.4 ナノスケールインターロッキング
8.まとめ
【質疑応答】
【キーワード】
異種材料,接着,接合,難接着,金属,樹脂,プラスチック,異材
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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