日本の会社員の3割が、リモートワークにパジャマで参加【世界6万人調査で見えたビデオ会議の実態】 - PR TIMES|RBB TODAY
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日本の会社員の3割が、リモートワークにパジャマで参加【世界6万人調査で見えたビデオ会議の実態】




リモートワークが一般化し、ビデオ会議は今や仕事の標準ツールとなりました。オフィスでの対面会議が減少し、オンライン上でのビデオ会議が増えていますが、働き方や価値観には世界の国ごとに、大きな違いが存在しています。

英会話個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォームPreplyは、ビデオ会議に関する意識やマナーの違いを明らかにするため、世界21ヵ国およそ6万人を対象に、大規模調査を行いました。

ビデオ会議中の服装はカジュアルでもOK?子どもやペットが映り込んだらどう反応する?さらには「ミュートのまま話し続ける」といった“あるある”トラブルは世界共通なのか?国ごとのビデオ会議に対する価値観の違いを明らかにします。

調査結果
- 日本のビジネスパーソンの3割以上が「パジャマや上半身だけ身なりを整えて、ビデオ会議に参加したことがある」と回答。
- 「ミュートのまま話す」トラブルは世界共通で起こっており、日本のビジネスパーソンも、半数以上(54.7%)が経験あり。
- ビデオ会議中のハプニング、日本は「笑って流す」対応が多い。一方、香港やタイは「無視して会議に集中する」傾向が強い。
- 日本では約3割が「ビデオ会議疲れ」を感じている。


日本のリモートワーク事情:3割以上がパジャマでビデオ会議に参加



調査によると、日本の3割以上のビジネスパーソンが「ビデオ会議にパジャマや上半身だけ身なりを整えて参加したことがある」と回答しました(32.2%)。日本ではビジネスシーンにおいて礼儀や身だしなみを重視する文化が根強い一方で、リモートワークの普及によって「快適さ」を優先する傾向も少しずつ広がりつつあるのかもしれません。

しかしこの数値は、調査対象国の中で最も低い水準です。例えば、香港(63.2%)、トルコ(52.8%)、アメリカ(50.3%)では過半数が「パジャマ参加」の経験ありと回答しました。



逆に、日本では「ビデオ会議中も常にきちんとした服装をする」と答えた人が57.6%に上り、タイ(66.9%)に次いで2番目に高い結果となりました。オンラインでも服装に厳格な姿勢を持つ傾向が見られます。ただし、「機会があればカジュアルな格好で参加したい」と考える人の割合(10.2%)は調査対象国の中で最も高く、柔軟な働き方への関心が高まっていることもうかがえます。

この結果から、各国の働き方や文化の違いが浮き彫りになります。日本では「ビデオ会議でも対面と同様に礼儀を重んじる」一方で、海外では「リモートワークならではの快適さを重視」する傾向が強いようです。

世界共通のビデオ会議あるある問題「ミュートのまま話し続ける」



ビデオ通話中に最も頻繁に起こるトラブルとして、54.1%の回答者が「自分がミュートのまま話し続けた」「誰かがミュートを解除せずに話し、会話が途切れた」と回答しました。このミスは日本だけでなく、アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・シンガポール・香港などでも半数以上が経験しており、世界共通の「ビデオ通話あるある」と言えるでしょう。

また、国ごとの特徴が見られるトラブルもありました。

例えば、日本では「子どもの乱入」を経験した人はわずか6.3%で、調査対象国の中で最も低い結果に。一方、トルコ(21.1%)やブラジル(19.2%)では約5人に1人がこのトラブルを経験しています。

また、「ペットが突然映り込んだ」という経験も、日本は9.4%と低く、アルゼンチン(20.3%)やポーランド(17.2%)に比べて大きな差がありました。ペットとの距離感や生活空間の違いが影響している可能性があります。

こうした「ビデオ通話あるある」に対し、各国ではどのような反応をしているのでしょうか?

ビデオ会議中のハプニング対応、各国ごとに異なるリアクション



ビデオ通話中にペットや子どもが映り込んだ際の対応には、国ごとに大きな違いが見られました。日本(45.7%)、ブラジル(40.9%)、米国(41.0%)では「笑って軽く流す」人が多く、フレンドリーな対応が特徴的でした。

一方、香港(47.7%)、コロンビア(34.6%)、タイ(30.9%)は「無視して会議に集中する」傾向が強く、特に香港は圧倒的にこの割合が高いのが特徴です。

また、「丁寧に状況の対応をお願いする」割合が高いのはシンガポール(22.0%)、タイ(21.9%)、香港(24.1%)で、ビジネスの厳格なルールを重視する文化が影響していると考えられます。
逆に、「気にしない」と回答した割合が最も高いのはスウェーデン(25.9%)で、北欧の寛容な働き方が表れていると言えそうです。

こうした国ごとの文化の違いを理解することで、国際的なオンラインミーティングをよりスムーズに進めるヒントになるかもしれません。

ビデオ会議の効果、国ごとに評価が分かれる理由とは?



続いて、ビデオ会議について、効果的だと感じているか質問しました。
「ビデオ会議は対面会議と同じくらい効果的」と考える割合が最も高かったのはブラジル(75.3%)、次いで香港(70.9%)、メキシコ(64.1%)でした。

日本は52.4%が「ビデオ会議は対面と同じくらい効果的」と回答し、デジタル化を受け入れつつも、急速な移行には慎重な姿勢を見せています。

この違いは、ビジネス文化や労働環境、さらには「人と対面で話すことの価値」をどれだけ重視するかによって左右されている可能性があります。 企業が国ごとのワークスタイルを理解し、最適なコミュニケーション手法を選択することが、今後のグローバルビジネスの鍵となるでしょう。

では、ビデオ会議の頻度は、どのように感じているでしょうか?

「ビデオ会議疲れ」日本も約3割が負担を感じる現状



リモートワークが普及する中、ビデオ会議の増加が「業務の効率化」なのか「負担」なのか、その感じ方は国によって大きく異なります。

調査の結果、「ビデオ会議が多すぎる」と感じる割合が最も高かったのは香港(64.9%)、次いでトルコ(53.5%)、シンガポール(50.3%)でした。特に香港では3人に2人が「ビデオ会議が多すぎる」と回答しており、頻繁なオンライン会議が負担になっている可能性が示唆されます。

一方、日本では約3割(25.9%)がビデオ会議の多さに負担を感じていることが分かりました。これは低水準ではあるものの、決して少なくはありません。日本では対面会議の文化が根強く残る一方で、リモートワークの定着とともに、ビデオ会議が増えたことによる疲れを感じる人も増えていると考えられます。

ビデオ会議の増加が生産性向上につながるか、それとも逆効果になるかは、使い方次第。 リモートワークの拡大に伴い、適正な会議の頻度や形式を見直し、より効果的なコミュニケーションのあり方を模索することが求められています。

まとめ
この調査結果から、ビデオ会議に対する考え方やエチケットは国によって大きく異なることがわかりました。日本では礼儀やフォーマルさを重視し、ビデオ会議中も対面に近い形式を維持しようとする傾向が強い一方、海外では柔軟でカジュアルなスタイルが受け入れられています。また、会議中のトラブル対応や頻度への感じ方にも文化的な背景が色濃く反映されており、国ごとのワークスタイルの違いが浮き彫りになりました。

ビジネスのグローバル化が進む中で、こうした文化や働き方の違いを理解することが、より円滑な国際コミュニケーションの鍵となります。

オンライン語学学習プラットフォーム「プレプリー」では、中国語スペイン語などをはじめ、多言語のネイティブスピーカー講師によるレッスンを提供しています。ただ言語を学ぶだけでなく、その国の人々の価値観や文化的背景についても学べるのが大きな魅力です。異文化理解を深めることで、新たな出会いやビジネスチャンスの可能性が広がるかもしれません。ぜひプレプリーで、次の一歩を踏み出してみませんか?

調査概要
調査期間:2024年11月20日~12月13日
サンプル数:29,538人
調査対象者:世界21ヵ国の男女
調査方法:インターネット調査

引用・転載の際のお願い
調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。
・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載
・URL https://preply.com/ja/blog/video-calls-etiquette  の記載 

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プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の講師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習プラットフォームです。オンライン英会話レッスン|マンツーマンの英会話講師を探すなら、プレプリーのマーケットプレイスが最適です。機械学習のアルゴリズムによって生徒と講師をマッチングさせ、選ばれた講師は、学習者の予算、スケジュール、現在のレベルに合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。

プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国にスタッフが在籍しています。
https://preply.com/ja/blog/video-calls-etiquette

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