Andes TechnologyとproteanTecsが協業し、RISC-Vコアにパフォーマンスと信頼性のモニタリング機能を提供 - PR TIMES|RBB TODAY
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Andes TechnologyとproteanTecsが協業し、RISC-Vコアにパフォーマンスと信頼性のモニタリング機能を提供

proteanTecsのオンチップモニタリング技術が、AndesCore(TM) AX45MPV RISC-Vマルチコアベクタープロセッサへの組み込みに成功しました

2025年2月26日、台北(台湾)およびハイファ(イスラエル)- 本日、RISC-VプロセッサIPの主要プロバイダーであるAndes Technology Corporation (TWSE: 6533)と、先進エレクトロニクス向けディープデータ分析の世界的リーダーであるproteanTecsは戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、proteanTecsのオンチップモニタリングIPをAndesのRISC-Vプロセッサコアにシームレスに統合できるようになります。これにより、顧客はproteanTecsのリアルタイム分析ソフトウェアを活用し、パフォーマンスの最適化、消費電力の削減、障害の検出、システム全体の信頼性向上を、製造段階から運用期間を通じて実現できます。

Andes TechnologyとproteanTecsが協力し、RISC-Vプロセッサコアの消費電力削減・性能最適化・信頼性モニタリングを実現

パートナーシップの第一歩として、proteanTecsのモニタリングIPが、AndesCore(TM) AX45MPV(64ビットRISC-Vマルチコアベクタープロセッサ)に組み込まれました。強力なRISC-Vベクトル処理と並列実行機能を備えるこのコアは、2022年のリリース以来、AI推論・学習、信号処理、科学計算など、大規模データセットを扱う10以上のアプリケーションで採用されています。事前検証済みのIP統合により、顧客はこのライセンスコアを容易に設計することができ、開発期間を短縮し、市場投入までの時間を加速できます。

「proteanTecsは、業界で最も包括的かつ強力なオンチップモニタリングソリューションを提供しています」と、Andes TechnologyのCTO兼社長であるDr. Charlie Su氏は述べています。「チップの複雑性が増す中で、特にAIアプリケーションにおけるモニタリングは極めて重要です。proteanTecsのディープデータインサイトにより、当社とAndes Technologyの共通顧客は設計の最適化、消費電力とパフォーマンスのバランス改善、フォルトの事前予防を実現し、より優れた製品を迅速に提供できるようになるでしょう。」

このパートナーシップは、RISC-Vオープンスタンダードの発展に向けたAndes TechnologyとproteanTecsの継続的な取り組みを示しています。2030年までに、年間160億個以上のRISC-VベースのSoCが出荷されると予測されています[1]。
Andes TechnologyとproteanTecsの両社は、RISC-V命令セットアーキテクチャ(ISA)の普及を推進する国際的な非営利団体「RISC-V International」 をリードするメンバーです。AndesはRISC-V Internationalの創設プレミアメンバーであり、proteanTecsは戦略的メンバー(Strategic Member)として活動しています。

「高性能アプリケーションの急速な成長、計算密度の向上、先進的なパッケージング技術の発展、特にAIモデルやワークロードの進化により、オンチップモニタリングはもはや贅沢品ではなく、必須の技術となっています」と、proteanTecsの最高戦略責任者(CSO)であるUzi Baruch氏は述べています。「RISC-VエコシステムおよびAIコア開発における主要企業であるAndes Technologyとの提携により、proteanTecsのソリューションの価値をより幅広いSoCデバイスに提供することが可能になります。これらの利点は、製造段階だけでなく運用現場にも影響し、リアルタイムモニタリングを活用したフォルトの事前予防や、ミッションモードにおける消費電力削減と性能向上という独自の機能を提供します。」


Andes Technologyについて
RISC-V Internationalの創設プレミアメンバーであり、商用CPU IPのリーダーであるAndes Technology (TWSE: 6533; SIN: US03420C2089; ISIN: US03420C1099) は、RISC-Vのグローバルな普及を推進しています。AndesのRISC-VプロセッサIPポートフォリオは、超低消費電力の32ビットCPUから、高性能な64ビットOut-of-Order型マルチプロセッサコヒーレントクラスターまで幅広く展開。高度なベクトル処理、DSP機能、Andes Automated Custom Extension (ACE) フレームワーク、エンドツーエンドのAIハードウェア/ソフトウェアスタックを提供しています。また、ISO 26262準拠の安全認証を取得し、強力なソフトウェアエコシステムを構築することで、AI、自動車、通信、コンシューマーエレクトロニクス、データセンター、モバイルデバイスといった分野でRISC-Vの可能性を最大限に引き出します。
Andesの技術を搭載したSoCは160億個以上がグローバル市場で採用されています。
詳細は www.andestech.com をご覧ください。また、LinkedInX (旧Twitter)BilibiliYouTubeでも情報を発信しています。

proteanTecsについて
proteanTecs は、高度なエレクトロニクス監視のためのディープデータ分析のリーディングプロバイダです。データセンター、自動車、通信、モバイル市場のグローバルリーダーから信頼を得ている同社は、生産現場からフィールドまで、システムの健全性とパフォーマンスのモニタリングを提供しています。 オンチップ・モニターによって生成される新しいデータに機械学習を適用することで、同社のディープデータ分析ソリューションは、比類のない可視性と、明確な対策を検討するための実用的な情報を提供し、新たなレベルの品質と信頼性を実現します。同社はイスラエルに本社を置き、米国、インド、韓国、台湾にオフィスを構えています。
URL:https://www.proteantecs.com/jp/homepage

[1] “RISC-V Market Report: Application Forecasts in a Heterogenous World,” The SHD Group, Jan. 2024.
[1] "RISC-V市場レポート:Application Forecasts in a Heterogenous World (異種環境におけるアプリケーション予測)" (The SHD Group、2024年1月)

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