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AsiaNet 200806 (0056)
【蘇州(中国)2025年4月30日新華社=共同通信JBN】2025年Suzhou Global Investment Promotion Conference(蘇州グローバル投資促進会議)が4月26日に開催され、世界のフォーチュン500企業、多国籍企業、ユニコーン企業などから1200人を超えるビジネスエリートが出席しました。合計417件のプロジェクトがこの会議中に現地で調印され、総投資額は3415億7000万元に上りました。
中国東部の江蘇省蘇州は、外国の投資が最も多く、外資系企業の集積度が最も高い都市の一つです。同市には14の国家級開発区、1万9000社の外国企業、そして178社のフォーチュン500企業が拠点を置き、500件近いプロジェクトに投資しており、外国からの実投資額は1670億米ドルに達しています。蘇州は規則、法規制、管理、基準といった分野で、制度的開放を着実に拡大しています。またバイオ医薬品産業チェーン全体のオープンイノベーションのパイロットプログラムも深化させており、バイオ医薬品研究開発資材の輸入に中国初の「ホワイトリスト」を導入して、通関手続き時間を70%短縮しました。
蘇州は国際資本の誘致を目指し、中国・シンガポール、中国・ドイツ、中国・日本、そして両岸協力の枠組みといったプラットフォームで、オープンイノベーション能力拡大を継続しています。例えば、蘇州工業団地は9年連続で国家レベル経済開発区トップの地位を維持しており、県級市である太倉はドイツとの協力を深めています。
蘇州には現在、約3万人の外国人居住者がいます。Foreign Resident Service Center(外国人居住者サービスセンター)の開設により、21のサービスが提供され、英語対応の専門チームとAIを活用した24時間対応の行政サービスアシスタントが支援します。例えば、太倉に6ヶ月以上駐在しているPhilipp Zornさんは、職員の支援を受けて「City Honor Card」を申請しました。このカードは金融、医療、交通などのサービスを統合しており、Zornさんの仕事と生活に大いに役立ちました。
良好なビジネス環境と専門的なサービスは、蘇州への外資誘致の重要な要素です。同市は外国企業のライフサイクル全体を網羅する総合的なサービスシステムを確立しており、国際的な消費者体験と住民の日常的なニーズへの全般的な支援を提供することで、「蘇州への投資は未来への投資」を確かなものにしています。
ソース: 2025 Suzhou Global Investment Promotion Conference