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成長を達成
AsiaNet 200796 (0048)
【上海2025年4月22日新華社=共同通信JBN】中国人民銀行(PBOC)とカンボジア国立銀行(NBC)の指導の下、UnionPay(銀聯)は中国とカンボジアのクロスボーダーQR決済の相互運用性をさらに向上させ、確かな進展を達成しました。2025年第1四半期、カンボジアにおけるUnionPay(銀聯)アプリとUnionPay(銀聯)の国内提携ウオレットを通じたQR決済額は前年同期比200%以上増加し、過去最高を記録しました。「一帯一路」構想の重要な成果である中国とカンボジアのQR決済連携は、両国の人的交流の促進と経済・貿易関係の強化においてますます重要な役割を果たしています。
2023年11月、PBOCとNBCは「金融イノベーションと決済システム分野における協力に関する覚書」に調印し、支払いと決済をはじめとするさまざまな取り組みでの協力に合意しました。QR決済コネクティビティープロジェクトは、両中央銀行が構築した協力枠組みの中で、UnionPay(銀聯)とカンボジアのパートナーによって実施されました。2023年12月、UnionPay(銀聯)とNBCは、UnionPay(銀聯)アプリや中国の銀行アプリを含む200以上のUnionPay(銀聯)提携ウオレットに対し、カンボジアのKHQRネットワークでの支払い受付を可能にすると共同発表しました。1年以上前のサービス開始以来、同サービスは使用事例を拡大し、決済額の持続的な伸びを達成してきました。2025年第1四半期には、取引件数が前年同期比100%を超えて増加し、決済額も200%以上増加しました。
UnionPay(銀聯)とNBCは2025年3月には、カンボジアのBakongウオレットをUnionPay(銀聯)のグローバルQR決済受付ネットワークと中国のWeChat(微信)ペイQR加盟店ネットワークで利用可能にすることも発表しました。この成果により、東南アジアとの双方向QR決済が初めて完全に運用可能となりました。3月以降、Bakong eウオレットは、中国における飲食、百貨店、観光チケットなど様々な支出使用事例で着実に取り扱い額を伸ばし、カンボジア住民に好まれる越境決済ツールとなっています。
2008年にカンボジア市場に参入して以来、UnionPay(銀聯)は広範なカバレッジと多様な製品ラインナップを備えた包括的な決済サービスシステムを構築してきました。全国のほぼすべての加盟店POS端末と80%のATMでUnionPay(銀聯)カードが利用可能です。UnionPay(銀聯)は、カンボジアで決済ネットワークを継続的に改善する一方、現地でのビジネスサービスを強化してきており、同国の主要銀行が発行するUnionPay(銀聯)カードは累計数十万枚に達しています。QR決済回廊が実現したことで、カンボジア住民は国内外で使い慣れた決済手段を利用できるようになりました。
UnionPay(銀聯)は現在、19の国と地域の決済サービスプロバイダーとクロスボーダーQR決済提携を締結、または推進しています。その結果、海外の1000万を超えるQR加盟店でUnionPay(銀聯)QRが利用可能となり、飲食、小売から交通機関まで、消費者の日常的なニーズに応えるクロスボーダー決済エコシステムが構築されています。UnionPay(銀聯)は今後も現地の関係者と協力し、決済体験の最適化、加盟店とユーザー向け双方向サービスの普及拡大、消費者へのさらなる価値の提供に取り組んでいきます。
ソース:UnionPay