◆ はじめに
SEO業者へ不満を抱いたことはありませんか?「成果が見えにくい」、「料金が不透明」、「コミュニケーションが不足している」こうした課題は、実際に多くの企業が直面している問題です。
そこで、『SEO対策』キーワードで検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年3月11日にSEO業者を利用している150名を対象に「SEO業者への不満とその対策」に関する調査を実施しました。
今回の調査では、SEO業者に対する不満の要因や背景、そしてどのような改善策を求めているのかを、以下4つの視点から分析しています。
【調査1】SEO業者のどの部分に不満を感じているか?
【調査2】その不満が生まれた大きな理由は何か?
【調査3】不満解消のため、どのような改善や対応を望んでいるか?
【調査4】現在のSEO業者から他社への乗り換え意向はどの程度か?
本記事では、これらの調査結果をもとに、SEO業者選びや運用時の注意点、そして課題解決のヒントを多角的にご紹介します。これからのSEO戦略に役立つ情報が盛りだくさんですので、ぜひご一読ください。
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼前編はこちら
https://www.dreamnews.jp/press/0000316701/
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果3:Q1の不満を解消するために、SEO業者にはどのような改善・対応を望みますか?(複数選択可)※複数選択可(注4)

(注4)本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、より明確にSEO業者にどのような改善・対応を求めているのかを把握することを意図しています。
最も多かったのは「契約内容や費用を丁寧に説明し、料金を透明化する」(42.2%)で、Q1で挙がっていた「料金が不透明・費用対効果が低い」という不満を解消するために、まずコスト構造をわかりやすく示してほしいという声が強いことがうかがえます。
SEO対策は施策内容が複雑になりがちで、何にいくらかかっているのかを明確に知ることが難しい面があります。そのため、契約前はもちろん、運用中も見積内容や実際の稼働状況を丁寧に説明し、費用対効果を明示してもらいたいという要望が多いと言えそうです。
次に多かったのが「担当者のレスポンスを早め、定期的な打ち合わせを行う」(40.7%)です。これは「担当者の対応が遅い」というQ1の不満を直接解決する施策と言えます。SEOは状況に応じて柔軟かつタイムリーな変更が求められるケースも多いため、レスポンスの早さやコミュニケーションの密度が成果に直結しやすいのが特徴です。定期的に打ち合わせを行い、現状や課題をすり合わせることで、施策の遅れや方向性のずれを最小限に抑えられるでしょう。
3番目に多かった「明確なKPIを設定し、定期的に具体的な報告をする」(37.8%)も、Q1・Q2で見られた「成果が見えにくい」「目標設定や期待値があいまい」という不満を解消するうえで重要なポイントです。SEOではキーワード順位やアクセス数に注目しがちですが、それだけでなくコンバージョンや問い合わせ数など、ビジネス目線での成果指標を設定し、そこに到達するまでの経過や対策内容を定期的に報告することで、依頼主側の安心感や納得度も高まります。
一方、「最新のSEO施策を提案し、継続的に改善を実行する」(15.6%)という回答は数としては少ないものの、SEOの世界は検索アルゴリズムやマーケット動向の変化が激しいため、常に最新の情報をキャッチアップし、施策をアップデートしていってほしいという要望が一定数存在します。特に専門性が高い領域ほど、適切な知見をもった業者の存在価値が増すため、これを求める声は今後も大きくなる可能性があります。
最後に「分かりやすいレポートや分析を提供し、フォローアップを充実させる」(8.9%)は割合としては低めですが、「レポート(報告)が理解しづらい・回数が少ない」というQ1の不満を解決するアプローチです。クライアントにとっては、専門用語が多くなりがちなSEOレポートはハードルが高い場合もあります。結果がどのようにビジネスに貢献しているかを、非専門家でもスムーズに理解できる形式にまとめてもらえると、依頼主側の意思決定が早まり、改善点などのディスカッションもしやすくなります。
調査結果4:現在のSEO業者から他社への乗り換え意向はどの程度ですか?

最も多かったのは「近いうちに乗り換えるかもしれない」(36%)で、3分の1を超える回答者が具体的な乗り換え意向を示しています。
また、「すぐにでも他社に乗り換えたい」(15.3%)と合わせると、半数を超える(51.3%)人が既に積極的に乗り換えを検討している状況です。
さらに「状況次第で乗り換えを検討する」(31.3%)まで含めると、実に8割以上の回答者がなんらかの形で他社への乗り換えを視野に入れていることがわかります。
一方、「特に乗り換えは考えていない」(9.4%)と「今のSEO業者を継続する可能性が高い」(8%)を合わせても17.4%ほどであり、現状の業者との契約継続を前向きに考えている層はかなり少数派と言えます。この結果をQ1~Q3と照らし合わせると、主に以下のような理由が背景として考えられます。
1. 成果の見えづらさや費用対効果への不満
・Q1では「成果が見えにくい」や「料金の不透明さ」などが大きな不満要因として挙がっていました。効果がはっきりしない状態が続けば、別の業者に任せた方が良いのではという意識が高まりやすいでしょう。
2. コミュニケーションの遅さ・不十分さ
・「担当者のレスポンスが遅い」「定期的な進捗報告や打ち合わせが不足している」といった声も目立ちました。施策がうまくいかないと感じても、その原因や改善策が共有されなければ、乗り換えを検討する動機が強まるのは自然な流れです。
3. 他社に期待するスキル・提案力
・Q2に見られた「業者側のスキルやリソースが不足している」との不満が、別のより専門性の高い業者への期待を高めている可能性があります。常に最新のSEOトレンドをキャッチアップして効果的な提案を行う業者なら、現状打破を図れるかもしれないと期待する方も多いでしょう。
4. 既存業者の改善対応が追いついていない
・Q3で挙がった改善策(料金の透明化や迅速なコミュニケーション、KPI設定と報告など)にどの程度応えられるかが鍵ですが、依頼主が強い改善要望を抱いているにもかかわらず目立った対応がなければ、早期の乗り換えにつながりやすくなります。
こうした背景を踏まえると、現在のSEO業者に対する期待値や要望が満たされていない層が非常に多いことが改めて浮き彫りになったと言えます。
一方で、一部の利用者は「特に乗り換えは考えていない」「継続する可能性が高い」と答えていることから、きちんと施策と効果を共有し、料金面でも納得できる透明性を確保できている業者は一定数あるのも事実です。
今後のSEO業者選定や見直しにおいては、コミュニケーションの質・迅速性、目標と成果指標の明確化、料金・施策内容の透明性といった点がより一層重視されるでしょう。依頼主側としても、乗り換えの判断に際しては、次の業者選びで同じ不満を繰り返さないよう、事前の情報収集や比較検討を入念に行うことが重要になってくると思われます。
調査概要
調査日: 2025年3月11日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: SEO業者を利用している人
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-consulting/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point(1)自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point(2)正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point(3)SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
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事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
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