◆ はじめに
近年、ChatGPTなどの生成AIが登場したことで、コンテンツ制作のスピードやアイデアの幅は飛躍的に拡大しました。一方で誤情報の混入やオリジナリティ不足といった新たな課題も顕在化しています。こうした状況下で、SEO担当者は「AIをどこまで活用し、どこを人間が担うか」という判断に迫られており、その取り組み方はまさに試行錯誤の連続と言えるでしょう。
こうした背景を踏まえ、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年2月20日、SEO業務に携わるプロフェッショナル150名を対象に「AI時代のSEO:コンテンツ制作の新常識と勝ち抜くポイント」を探る独自調査を実施しました。
本調査では、以下の4つのポイントを多角的に分析し、AIの進化がもたらすメリットとリスクをどのように捉え、コンテンツ戦略をいかに進化させるかを考察します。これらの視点をもとに、今後のSEO対策に関する具体的な取り組みのヒントを探っていきましょう。
◆ ChatGPTなどの生成AIツールをコンテンツ制作にどの程度活用しているか?
◆ AIツールの活用によるメリットで、特に大きいと感じるものは何か?
◆ AI生成コンテンツの活用とSEOポリシーへの対応において懸念しているポイントは何か?
◆ 今後、AIツールを使ったコンテンツ制作フローで強化したい部分はどこか?
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼後編はこちら
https://www.dreamnews.jp/press/0000315492/
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果(1):ChatGPTなどの生成AIツールをコンテンツ制作にどの程度活用していますか?
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最も多かった回答は「積極的に活用している(主要ライティング工程の一部でAIが常時稼働)」で、全体の約4割にあたる38%を占めました。続いて「部分的に活用している(アイデア出しや下書き作成など)」が30%、「試験的に使用しているが、本格導入はしていない」が23.3%と続き、まったく活用していないという回答は8.7%にとどまっています。
SEO業務に携わる層の中で、すでに積極的あるいは部分的にChatGPTなどの生成AIツールを取り入れている人の合計は7割近くにのぼり、多くの担当者が何らかの形でAIをワークフローに組み込み始めていることがわかります。
「主要ライティング工程の一部でAIが常時稼働」という回答が最多だった点は、コンテンツ制作にAIが役立つと認識されていることの表れと考えられます。
一方で、「試験的に使用しているが、本格導入はしていない」という層も2割強あり、まだ導入プロセスの初期段階で様子見をしながら活用方法を模索している企業や担当者も少なくないようです。
こうした結果から、SEOで成果を上げるためにAIを取り入れる流れは今後さらに加速すると見られますが、実際の導入にあたっては「品質管理」「AI任せにしすぎない編集方針」などの課題をどのようにクリアするかが重要になるでしょう。
調査結果(2):AIツールの活用によるメリットで、特に大きいと感じるものは何ですか? ※複数選択可(注2)
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(注2)本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、AIツールの活用によるメリットで、特に大きいと感じるものをより明確に把握することを意図しています。
最も多かった回答は「企画・リサーチの幅の広がり(アイデアの幅が増える)」で、全体の約半数にあたる47.3%を占めました。次いで「制作速度の向上(効率化)」が44%、「人件費・外注費などコスト削減」が38%と続き、「SEO観点での基本構成の作成が容易になる」という回答は18%にとどまっています。
この結果から、多くの人がAI活用のメリットとして「新たなアイデア創出やリサーチの効率化による企画力の向上」を重視していることが読み取れます。単純な作業時間の短縮だけではなく、よりクリエイティブな部分へAIを取り入れたいという意欲がうかがえる点は、今後のSEO業務やコンテンツ戦略において重要なトレンドと言えそうです。
一方で「コスト削減」という観点も引き続き魅力的な要素である一方、「SEOの基本構成づくり」への寄与は相対的に低めであることから、AIを使った初期の骨子づくりよりも、発想の拡張や効率向上などに強みを見いだしているユーザーが多いと考えられます。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。
SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。
調査概要
調査日: 2025年2月20日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: SEO業務に従事する男女
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-inquiry-counter/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point(1)自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point(2)正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point(3)SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
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