Netflixで配信中のバラエティ番組『キアンの破天荒ゲストハウス』に「独島」表記に、韓国の大学教授が歓迎する姿勢を示した。
話題を集めたのは、4月15日に公開された第6話のワンシーン。
番組では、父子が韓国国旗を手に独島観光を楽しむ様子が流れ、その中で地名が「独島」として表記されていた。表記は韓国語に加え、英語の「DOKDO」、そして日本語字幕では「独島」「ドクト」と記されていた。
同番組は韓国・鬱陵島(ウルルンド)のゲストハウス「キアン荘」を舞台に、漫画家のキアン84、BTSのJIN、女優のチ・イェウンが、様々なゲストたちとともに繰り広げる新感覚の“民泊バラエティ”。4月7日から13日までの間に世界中で200万回以上視聴され、Netflixの「非英語TVショー部門」グローバルトップ10で第6位にランクインするなど、高い関心を集めている。

これまでNetflixは、字幕で「東海(トンヘ)」を「日本海」と表記したり、「キムチ」を中国の漬物「パオツァイ(泡菜)」と表記したことで物議を醸してきたことがある。
そのような経緯を踏まえ、今回の独島表記だ。韓国・誠心(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、「独島の名称を正確に表記したことは歓迎すべき出来事だ。独島で撮影し、世界規模の動画配信サービスで世界の視聴者に独島の存在を知らせることができるのは、私たち韓国だけができる強みだ」と強調した。

さらに、「独島に関する日本の不当な主張には断固として対抗し、バラエティ番組やドラマ、映画といった文化コンテンツを通じた全世界への独島広報を、今後ますます強化していくべきだ」と述べている。
(記事提供=OSEN)