現在開催中の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」にて、23日よりDisney+(ディズニープラス)でシーズン2が配信開始となるオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』のステージイベントが開催された。

すでに来日が発表されていた主人公のキャシアン・アンドー役兼製作総指揮を務めたディエゴ・ルナ、キャシアンの相棒のドロイドK-2SOを演じるアラン・テュディック、エグゼクティブプロデューサー兼脚本家を担当するトニー・ギルロイに加え、元老院議員で後の反乱軍の女性リーダーとなるモン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリー、キャシアンとは旧知の仲のビックス・キャリーン役アドリア・アルホナ、帝国保安局ISBの優秀な捜査官でキャシアンを追うデドラ・ミーロ役のデニース・ゴフ、同じく帝国の元捜査主任でキャシアンを追うシリル・カーン役のカイル・ソーラー、そしてディエゴやトニーとともに製作総指揮を務めたサンネ・ヴォーレンベルクがサプライズ登壇した。

本シリーズの舞台は「ローグ・ワン」の5年前、帝国が支配する暗黒の時代。「ローグ・ワン」でデス・スターを破壊するべく決死のミッションに挑んだ反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーを主人公に、「スター・ウォーズ」の歴史において常に要となる存在だった<反乱軍>誕生の物語を描き出す。
キャシアン役のディエゴは「今回は最高ですね。わざわざ来てくれた皆さん、本当にありがとう!なんて素晴らしいことでしょう。感謝しかありません!この愛、このエネルギーをありがとうございます」と125カ国から会場に集まった世界中のファンに感謝を語り、「キャシアンの物語に戻るというアイデア、それが皆さんにとってどれだけ意味があるのか、今ははっきりわかります。アンドーには観客がいて、皆さんが期待してくれている。この2年半、僕たちにとって本当に幸せな時間でした」と全世界から期待を集める本作への想いを語った。

さらに、「ローグ・ワン」では冷静沈着なキャシアンと強い絆で結ばれた良き相棒で、何かと一言多い性格で人気を博したドロイドのK-2SOを演じたアランが紹介されると、会場からはひと際大きな歓声が。アランは本作への出演について「みんながこのキャラをこんなに愛してくれていることが、本当にうれしいです。この作品の一部になれたことは、僕にとってすごく意味があることで、重要なキャラクターだし、また演じたいと思っていたんです。ずっと、K-2SO のスピンオフができたらいいなって思っていました。でも、やっぱりトニー(・ギルロイ)は優れた脚本家なので、K-2SO とキャシアンがどう出会うのか、つまり K-2SO の誕生を僕たちはシーズン2で見ることができます。この作品はすごく意義深いシリーズです、だからその一部になれたことを、本当に誇りに思っています」と喜びを表現した。
そんなアランとは「ローグ・ワン」(16)ぶりの共演となったディエゴは、「もう7年になるのか、と思いました。コックピットに座った時に実感したのは、このキャラクターたちの中でK-2SOは一番寛容で、付き合いやすい存在だということ。楽しく、おもしろく、を提供してくれるキャラクターは他にいません。二人のシーンは脚本以上に楽しいものになりました。実際にお互いにセリフをかわすと、互いの感情を感じられていい体験になりました!」と、笑顔を見せた。

また、「シスの復讐」以来モン・モスマを演じるジェネヴィーヴは、「シーズン2のモスマは帝国軍の監視下や裏で、いろいろなことを画策しなくてはならないんです。そして、裏側から表に出るタイミングで真実を語りはじめます」と、モスマの物語で注目してほしいポイントを語った。キャシアンとは旧知の仲で、シーズン2では一緒に命がけのミッションに臨むビックス役のアドリアは、本作でのビックスとキャシアンについて「シーズン2では祖国をはなれて、故郷を思っていますが、ドクター・ゴーストとのこともあり苦しい状況と向き合わなくてはいけません。でも、そこから2人のキャラクターがあわさって美しい物語が描かれます」と明かした。

キャシアンを追い詰める帝国側の人間ドラマも、これまでにない複雑で緻密に描かれており、シーズン1で好評を呼んだポイントのひとつ。シーズン2には帝国側のドラマを描く上で、「ローグ・ワン」に登場したデス・スター開発に携わった帝国軍の高階級将校であるオーソン・クレニック長官も再登場している。その人気ぶりと期待感から、会場のスクリーンにクレニック長官の場面写真が映し出されると会場から歓声が上がっていた。
キャシアンや、キャシアンが反乱軍の仲間に加わるきっかけになった反乱活動に身を投じる謎の男ルーセン・レイエルを追う帝国保安局ISBのデドラ役のデニースは、「私にとってデドラはヴィランではなくて、ただ“仕事をしているだけ”の女性なんです。彼女なりの論理があって、ただ帝国のために最善を尽くしていると信じているんです。そこが逆に恐ろしくもあります」と、帝国の人間として生きるデドラのキャラクターを解説。同じくキャシアンを追うシリルを演じたカイルは「このシリーズではいろいろなキャラクターが交錯する中で、帝国全体の流れも描かれています。シーズン2では(シリルとデドラの)二人はだんだんとどうにもならない状況に追い込まれていくので、本当にスパイシーな展開といえるかもしれません。」と語った。
そして最後にディエゴから「今回は特別です。ただのシーズン2ではなく、“最後”のシーズンなんです。だからこのイベントは、僕たち全員にとって本当に大きな意味を持っています。皆さん、携帯電話をしまってください。今から、この大スクリーンでシーズン2の第1話を上映します」と、4月23日(水)より日米同時配信開始となるシーズン2の1話の世界最速試写がこの会場で行われることをサプライズで発表。会場に集まったファンは大熱狂した。
【ディズニープラス】登録はこちら【PR】