“日韓戦”の可能性が消滅し、今度は北朝鮮との“南北ダービー”の可能性が浮上した。
【画像】「選手はヤクザなのか?」北朝鮮の日本戦“暴力プレー”
4月15日(日本時間)にサウジアラビア・ジッダで行われたU-17アジアカップ準々決勝では、韓国がタジキスタンを2-2、PK戦5-3で勝利し準決勝進出を決めた。
今大会は今年11月に開催されるU-17ワールドカップのアジア予選も兼ねている。U-17W杯は今年から出場国が24カ国から48カ国へ大幅に増加した。韓国は初戦でインドネシアに0-1で敗れたものの、無事にグループステージを突破し、W杯出場権を確保した。
北朝鮮は”成人起用疑惑”も出るほど強い?
タジキスタンとの試合も簡単ではなかったが、PK戦の末にベスト4まで生き残った。準決勝の相手は、準々決勝で日本をPK戦の末に下したサウジアラビアだ。
韓国の最後のU-17アジアカップ(前身のAFC U-17選手権、AFC U-16選手権)優勝は2002年大会だった。前回の2023年大会ではビョン・ソンファン監督のもとで決勝進出を果たすも、日本に0-3の完敗を喫した。
仮に韓国が今回優勝すれば、23年ぶりの快挙となる。韓国が準決勝でサウジアラビアを破れば、決勝ではウズベキスタンと北朝鮮の勝者と対戦する。両国とも同世代の代表では常に強さを見せているチームなだけに、残された旅程も依然として険しいことは間違いない。
なお、北朝鮮は韓国が敗れたインドネシア相手に準々決勝で6-0で大勝しており、勢いに乗っている。まさに今大会で最も圧倒的な姿を見せていると言える。
実際、北朝鮮の場合は「世代別代表に成人選手を起用しているのではないか」という疑惑が一部から出るほど、特に同年代で強い姿を見せている。ちなみに、韓国と北朝鮮は2014年大会の決勝で対戦しており、当時は北朝鮮が2-1で勝利している。

果たして決勝の舞台で“南北ダービー”は実現するのか。準決勝のサウジアラビア対韓国は日本時間17日23時、ウズベキスタン対北朝鮮は18日2時15分キックオフ予定だ。
(記事提供=OSEN)
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