2023年12月に急速進行性間質性肺炎などのため、73歳で亡くなった演歌歌手の八代亜紀さん。4月21日に発売される追悼アルバム「八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね」が今、ネット上で物議を醸している。
同アルバムには、『舟唄』『夢芝居』『石狩挽歌』『つぐない』など全10曲を収録。さらに特典として、八代さんのヌード写真が封入されるという。レコード会社であるニューセンチュリーレコードの公式サイトには「お宝として 八代亜紀が24～25歳の時に同棲していたＴ社のＮディレクターによってポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています 八代亜紀の初めてのヌード写真です」と記されている。
この特典をめぐって、週刊誌などが「重大なプライバシー侵害の可能性」と報道。ネット上でも「同意の取れない故人の裸の写真を特典として封入したベストアルバムを作るなんてことは許されない」「亡くなった人の尊厳を勝手にふみにじるな」などの批判を集めていた。
なかには極めて悪質な誹謗中傷もあったようで、現在同社の問い合わせページは「偽名・偽住所等の同一人物からと考えられるメールが数多く見受けられました。その為、一時的に停止させていただきます」との理由から閉鎖中。さらに同社のSNSを通して「こんな悪質な者達によって商品の発売中止などは行いません」「告知通りに商品を発売して行きます」と改めて声明を出していた。
